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人毛ウィッグ(かつら)とは

更新日:2016.12.09
公開日:2016.03.24
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この記事の監修者
かくた皮膚科クリニック 院長 角田美英

ウィッグというと、化学繊維製(ファイバー製)の人工毛でつくられているイメージがあるかもしれませんが、本物の人の髪の毛を使った「人毛ウィッグ」もあります。今回は、人毛ウィッグの特徴やメリット・デメリットをお話していきます。

人毛ウィッグの魅力やデメリットなどを見ていきましょう。

本物の髪を使ったウィッグがある

「人毛ウィッグ」とは、本物の人の毛髪でつくられたウィッグのこと。日本で販売されているものは、同じアジア人で髪色や髪質が似ていることから、中国の方の毛髪でつくられた製品が多いようです。

人毛ウィッグは、1本1本、人の髪でつくられているため、比較的に高価なものが多いのが特徴で、ファッションアイテムとして手軽に楽しむというよりも、医療用として必要な人や、ウィッグを使用していることを絶対に気づかれたくないという人が使うケースが多いようです。

人工毛にはない人毛の良さとは

人毛ウィッグには、人工毛にはない次のような魅力があります。

見た目・手触りが自然

光に当たったときの輝き、雨に濡れたときの濡れ具合、手触り、指通りなどが自然です。

自毛になじみやすい

本物の人の髪の毛なので、自分の髪の毛ともよくなじみます。

カラーリングやパーマができる

ふつうの髪の毛と同じように、カラーリングやパーマが楽しめます。

自由にスタイリングできる

ドライヤーやコテ、アイロンなどを使ったスタイリングも可能です。

シャンプーが使える

普段使っているのと同じシャンプーで洗えます。

人毛ウィッグにどんなデメリットがある?

一方で人毛ウィッグには、人工毛のウィッグと比較すると、次のようなデメリットがあります。

マメなお手入れが必要

マメにシャンプーやトリートメントをし、その都度しっかり乾かす必要があります。

スタイリングが崩れやすい

人工毛のウィッグのように形状記憶の機能が備わっておらず、水をはじいたりもしないので、雨に濡れたり、シャンプーをしたりすると、ヘアスタイルが崩れてしまいます。

髪質に個体差がある

本物の髪の毛を使用しているため、製品によって髪質が異なります。

徐々に色褪せる

ウィッグに使われている毛髪は、一旦脱色してから染めています。そのため使用しているうちに日に当たって色褪せてくるので、定期的なカラーリングが必要です。

価格設定が高い

本物の人の髪の毛を使っているので、人工毛のウィッグよりも高価になってしまいます。

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