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ヘアカラーリング剤の種類を知って似合う髪色の参考に

更新日:2018.03.05
公開日:2016.03.23
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この記事の監修者
白石ガーデンプレイス皮膚科クリニック 院長 竹中ちひろ

髪の色を変えることができるヘアカラーリング剤には、ヘアカラーやヘアマニキュア、カラートリートメントなど、さまざまなものがありますが、大きく4つに分けることができます。ここでは、ヘアカラーリング剤の種類とそれぞれの特徴をまとめています。

ヘアカラーリング剤の分類や特徴について解説します。

ヘアカラーリング剤は大きく4つに分類される

ヘアカラーリング剤には、ヘアカラー、ブリーチ、ヘアマニキュア、ヘアマスカラ、白髪染めなどさまざまなものがありますが、これらは同じヘアカラーリング剤でも別の種類のものです。ヘアカラーリング剤は、大きく「永久染毛剤」「脱色剤」「半永久染毛料」「一時染毛料」に分類できます。普段わたしたちが「ヘアカラー」や「ブリーチ」と呼んでいるものは、このいずれかの通称になります。それぞれで、染まり方や色持ち、使い方、使用上の注意などが異なるので、カラーリング剤を選ぶときの参考にしてください。

知っておくと便利!ヘアカラーリング剤の分類と特徴

永久染毛剤(ヘアカラー・白髪染めなど)

永久染毛剤は、染色力や持続力が、もっとも高いカラーリング剤です。いわゆる「おしゃれ染め」や「白髪染め」などのヘアカラーやヘアダイとよばれる「酸化染毛剤」が一般的です。

酸化染毛剤は、主成分のひとつであるアルカリ剤によって、髪のキューティクルを開いた後、酸化染料を浸透させ、化学変化によって発色させるものです。しかし、体質や皮膚状態によってはかぶれを起こしてしまうことがあるため、酸化染料を使用する染毛剤ではアレルギーに注意しなければなりません。

また、永久染毛剤には、オハグロ式白髪染めと呼ばれる「非酸化染毛剤」というものがあります。こちらは主に黒色に染める用途で使われますが、酸化染毛剤よりも比較的かぶれにくいというメリットがあります。しかし、においや髪への負担が大きい面もあります。

半永久染毛料(ヘアマニキュア・カラートリートメントなど)

半永久染毛料は、髪の表層面に近い内部までを染めることができる染毛料です。酸性染料を使用して一度に染色するヘアマニキュアや酸性カラーのほか、HC染料などを使い、複数回の使用で徐々に染めていくカラートリートメントなどがあります。髪へのダメージは、永久染毛剤よりは少なく、染料によるアレルギーもほとんど見られません。色持ちは2~3週間程度で、使用を中止することにより徐々に色落ちし、元の髪の色に戻ります。

一時染毛料(ヘアマスカラ・ヘアカラースプレーなど)

一時染毛料は、顔料によって髪表面を着色し、使用したときだけ一時的に髪の毛の色を変えるものです。毛髪着色料ともよばれ、一般的にヘアマスカラ、ヘアカラースプレーなどと呼ばれているものがこれにあたります。髪の内部には浸透せず、シャンプーで洗い流すと元の髪色に戻ります。

脱色剤・脱染剤(ヘアブリーチなど)

脱色剤・脱染剤は、髪の毛の色素を脱色するものです。髪にもともと含まれているメラニン色素を分解する脱色剤と、染めた酸化染料などの色素を抜くことを目的とする脱染剤とに分けられます。

 

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