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痩身エステにあるラジオ波の肌への効果と使用上の注意点

更新日:2018.03.02
公開日:2016.03.19
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この記事の監修者
西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗

エステの施術マシンや家庭用美顔器にも用いられているラジオ波(RF)。実際にどのような悩みに効果が期待できるのでしょうか。ラジオ波が肌に働きかけるしくみとともに詳しく解説していきます。

ラジオ波(RF)に期待できる美容効果とはどのようなものなのでしょうか。

痩身エステサロンにあるラジオ波で期待できる効果

肌の弾力アップ

肌は、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」という3層構造になっており、外側から2番目の真皮は、肌を内側から支える土台のような部分です。

真皮の約70%は「コラーゲン」が占め、このコラーゲンの線維が、網目状のネットワークをつくることで、肌のハリ・弾力が維持されています。ところがコラーゲンが減少したり、変性して硬くなったりすると、弾力を失った肌が重力に負け、たるんできてしまうのです。

皮膚の奥で熱を発生させるラジオ波には、たるんだコラーゲン線維を熱収縮させて肌を引き締める効果が期待できます。

また、真皮に熱損傷を与えることで、コラーゲンを作る「線維芽細胞」が増え、肌にハリが出ます。

シワの予防

コラーゲンが減少して肌の弾力が失われると、皮膚は紙のように薄く硬くなっていくようなイメージで変化します。そうなると、表情によって皮膚が折りたたまれたところはシワが残りやすくなります。ラジオ波の働きかけによってコラーゲンが増加することで、こういったシワの予防にもつながります。

スリミング効果

ラジオ波は、皮膚表面でなく体の奥深くから体温を上げることができます。体の深部から温度を上げることで、血液やリンパの流れを活発にし、老廃物の排出をスムーズにします。

ラジオ波の美容器具を使用する際の注意点

ラジオ波には「禁忌事項」もあり、妊娠中や授乳中の人、肌に赤みなどの炎症がある人、強い日焼けをした後、ペースメーカーを使っている人、顔に金属製のプレート・ボルト・糸などを埋め込んでいる人、既往症として、がん、心臓疾患、糖尿病、自己免疫疾患、感染症、アトピー性皮膚炎や乾癬(かんせん)などの皮膚慢性疾患がある人には適していません。

ラジオ波を用いた美容器具や施術を利用する場合は、これらの状態にないかを確認のうえで利用するようにしましょう。

 

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