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糸が出てきた!?二重まぶた整形手術の抜糸は必要?不要?
二重まぶたの整形手術を行ったとき、抜糸を行うケースがあります。いったいどのような場合に抜糸が必要となるのでしょうか。抜糸が必要なケースや、希望があれば抜糸ができるケースなど、パターンに分けてドクター監修で解説します。
二重まぶたの整形手術の後に抜糸は、どんな場合に行うのでしょうか。
手術した患者が抜糸をする理由
二重まぶたの整形手術を行うと、すみやかに抜糸を行う必要があるケースと、希望すれば抜糸が可能なケースに分かれます。
抜糸を行う前提条件
抜糸は、埋没法で手術を行った場合に限ります。また、術後1か月は不具合を感じても様子を見た方がよいでしょう。
すみやかに抜糸を行う必要があるケース
目に炎症が起こった場合や、糸が出てきた場合、目がチクチク痛む場合や、腫れが気になる、目に違和感がある場合には、すみやかに抜糸を行う必要があります。
糸が皮膚表面に出てきたら?
埋没法の糸が皮膚表面に出てきた場合には、早急に抜糸を行う必要があります。皮膚側と、結膜側、いずれの場合でも抜糸が必要です。糸が出てきても抜糸をせずに放置すると、感染や傷跡の原因となります。抜糸後は希望があれば、再度埋没法の手術を行うことも可能です。
希望すれば抜糸が可能なケース
目を元に戻したい場合や、希望の二重じゃなかった場合、糸が膨らんでいて気になる、二重の幅を変えたいなどの悩みは、希望すれば抜糸を行うことが可能です。
二重幅を狭くする場合
埋没法の場合は、糸を抜糸することでまぶたを元に戻すことができます。
二重幅を広げる場合
埋没法の場合は、今よりも高い位置に再度埋没することで幅が広げられます。埋没法の場合は元に戻る可能性があるため、おすすめは切開法となりますが、ドクターに悩みをはっきり伝え、より自分にあった提案を受けることが大切です。
埋没法の種類ごとの抜糸
通常の埋没法の場合
糸が埋まっている部分の皮膚に、1.5mmほどの穴を開けて抜糸を行います。約5分で処置は終わり、約1か月で傷跡は目立たなくなるでしょう。
まぶたの裏側(結膜側)で糸を止めている場合
まぶたの裏側で糸を止めている場合には、皮膚側からの抜糸は不可能です。結膜側からの抜糸が必要となり、抜糸が難しく、高い技術を要することになります。
抜糸後の影響は
抜糸による影響は、腫れと内出血程度です。抜糸が楽なケースであれば、腫れは軽度で、内出血はほとんどありません。しかし、抜糸に時間がかかる場合は、内出血の量が増え、腫れが2~3日続くことになります。抜糸による後遺症は基本的にはありませんが、大穴を開けた場合や、切開を行った場合には、傷跡が残る場合があるでしょう。
まぶたに残ったままの糸は大丈夫?
基本的には、埋没法で利用した糸がまぶたに残っていたとしても、問題が起こることはありません。糸が埋め込まれて二重ができているので、糸がなくなってしまうと二重ではなくなってしまうのです。
ただし、糸の緩みなどの理由で3回以上の埋没手術を受けた場合には、まぶたに負担がかかってしまいます。それ以上の埋没手術はおすすめできないため、埋没法を諦めて、切開法や、ミニ切開法での手術を行う方がよいでしょう。永久的な二重が手に入り、糸がまぶたへ負担をかける心配がなくなります。切開法やミニ切開法の手術の際に、これまで残っていたまぶたの糸は全て取り除くことが可能です。
抜糸は必要か不要か
抜糸が推奨されるケースは、糸が出てきた場合や、目がチクチク痛む場合など目に異常があった場合です。元に戻したい場合や、二重の修正を行いたい場合には、ドクターに相談するようにしてください。術後1か月以内で目にトラブルがない場合には、慌てて抜糸をせずに、様子を見た方がよいと言えるでしょう。いずれにしても、抜糸を検討する際は、もしかしたら不要であることがあるので、ドクターに症状を相談してみてください。
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