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口紅で唇が荒れるってホント?原因と解決法
リップメイクを楽しみたいのに、口紅やグロスで唇が荒れたという経験はありませんか?この記事ではメイクのプロ監修のもと、口紅で唇が荒れてしまったり、皮がめくれたりするときの原因と対策について解説します。
リップメイクを楽しみたいけれど、口紅やグロスで唇が荒れてしまった経験があるという方は多いのではないでしょうか。メイクのプロ監修の記事で、口紅の選び方や唇のケア方法を知り、リップメイクを楽しみましょう。
口紅を塗ると唇が荒れる原因は?
口紅は主に、カラー顔料、ワックス、油分で形成されています。カラー顔料とは、口紅の美しい「色」を出すための色素のこと。「青色2号」「赤色202号」など、色と号数で表記される成分は、石油から合成されたタール色素です。まれに、このタール色素に反応して荒れてしまう方がいますので、無配合のものを試してみるとよいでしょう。
唇の荒れやすさは口紅の質感で変わる?
口紅には、仕上がりにツヤがでるタイプとマットなタイプがあります。
マットなタイプは、油分が少なく顔料が多め。しっかり唇に密着してモチがいい半面、唇が乾燥する場合があります。さらに、落ちにくい口紅をゴシゴシとクレンジングすることで、摩擦を起こして荒れてしまうケースも。
ツヤのあるタイプは、カラー顔料が少なく油分が多めにつくられているため、唇を乾燥から守ることができます。ただし、人によっては配合されている油分自体が合わずに、唇が荒れてしまうことがあります。
さまざまな口紅を試しても改善されない方は、石油系の化学合成成分がカットされた、オーガニック成分が主体の口紅を試してみてはいかがでしょうか。
リップグロスは口紅より乾燥しやすい
ぷるんとした質感でみずみずしく仕上がるリップグロス。口紅よりもうるおうイメージがありますが、実際は逆です。粘度を出すための高分子ポリマーが多く配合されており、唇を乾燥させてしまうことがあります。
唇の荒れを軽減させる方法
唇は乾燥しやすく荒れやすいデリケートな部分。しっかり保湿をして、唇を守りましょう。
リップクリームで荒れを防ぐケア
リップクリームは、唇にうるおいを与えて乾燥を防ぐことを目的としています。そのため、すでに荒れた状態の唇にリップクリームを使用しても、あまり効果を期待することができません。
「薬用」「医薬部外品」と表記された製品は、ケアをするうえで有効な成分が入っているというもの。ただし、「唇の荒れを防ぐ」という意味では基本的に同じです。つまり、日頃から唇の荒れを防ぐために、リップクリームで保湿ケアすることが大切なのです。
また、リップクリームにもさまざまな成分が配合されているため、心配な方は「ワセリン」がおすすめです。
朝は口紅を塗る前のベースとして、夜はたっぷりパックするように塗りましょう。
保湿ケアと同時に、唇に刺激を与えるような習慣を改めることも大切です。香辛料や塩からい食べ物はなるべく避け、唇をなめたり、かみしめたりするクセに注意しましょう。
荒れがひどい時は病院へ
リップクリームは、多くても1日に塗る回数は5回くらいまでに留めましょう。しかし、それでも唇の荒れが気になる人は、唇がリップクリームや口紅、歯磨き粉などに含まれる成分によるアレルギー反応やかぶれを起こしてしまっているかもしれません。
単なる乾燥だと思ってリップクリームを必要以上に塗ったり、かぶれやアレルギー反応による荒れが生じたりする悪循環に陥っていても、なかなか自分では気がつくことが難しいかと思います。唇の荒れが気になる、もしくはリップクリームがあまりにも手放せないようであれば、一度皮膚科医に相談をしてみましょう。
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