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アイライナーの種類と目のタイプ別のラインの引き方のコツ
アイライナーは、目の形をすっきりと整え、くっきりと際立たせます。使い方によってメイクの仕上がりに大きな差が出るアイテムです。アイライナーの種類と特徴、基本の使い方について、メイクのプロ監修のもとご紹介します。
アイライナーは、目の形をすっきりと整え、くっきりと際立たせます。ここでは、アイライナーにはどのような種類があるのか、また基本の引き方から目の形別の引き方、にじまないためのポイントについて紹介します。
アイライナーの種類
アイライナーには、さまざまな種類の形があります。まずはアイライナーの種類ごとの特徴をご紹介します。
リキッドアイライナー
液状で仕上がりはつややかになるアイライナー。太く描くとグラマラスな印象になり、ハリウッド女優風のメイクには欠かせません。
リキッドアイライナーの引き方について詳しくは、『印象をより強く!リキッドアイライナーの基本』をご覧ください。
ペンシルアイライナー
初心者に1番おすすめのペンシルアイライナー。自まつげが濃くなったかのように、自然に目の印象を強くすることができます。
ペンシルアイライナーの基本の使い方は、『初めての方はコレ!ペンシルアイライナー』をご覧ください。
ケーキアイライナー
水を含ませたブラシで溶かしながら使う、固形のアイライナー。仕上がりはマットで、にじみにくく落ちにくいのがメリットです。画材用の細い面相筆を使って描くのがおすすめです。リキッドアイライナーもケーキアイライナーも、基本の描き方は同じです。
ジェルアイライナー
水や皮脂に強く、落ちにくく、するすると描きやすいジェル状のアイライナー。ジェルを筆にとってラインを描きます。まつげの隙間を少しずつ埋めるように描いたり、筆の寝かせ方で極細ラインや太いライン描いたりすることが可能。ペンシルタイプとリキッドタイプのいいところを兼ね備えたアイテムです。
ジェルライナーについて詳しくは詳しくは、『ぼかしもキリリも自由自在!ジェルアイライナー』の記事をご覧ください。
アイライナーの選び方
アイライナーは種類も色もさまざまで、選び方ひとつで目元の印象も異なります。以下のポイントについて、シーンごとに選び方をご紹介しましょう。
- 色選び
- 機能
また、アイメイク初心者でも扱いやすいアイライナーもチェックしましょう。
アイライナーの色選び
アイライナーの色は、ブラックやブラウンといった色が基本で、仕上がりをナチュラルにしたい場合はブラウン系、目の印象を際立たせたい場合はブラックを選ぶとよいでしょう。ブラウン系にも赤みが強いもの、黄色みが強いものなどありますが、赤みの強いアイライナーはより華やかに、黄色みが強いものはよりナチュラルに仕上がります。
また、ブラックやブラウンなどの定番カラーのほか、ブルーやレッドなどの鮮やかな色のアイライナーも増えてきています。このような鮮やかな色は目尻に一筋入れるだけでも華やかな印象になるため、プライベートやパーティーシーンなどでとり入れて遊んでみるのもおすすめです。
機能によるアイライナー選び
アイライナーには、耐水性やにじみにくいといった機能があります。簡単にアイライナーによくある機能をご紹介します。
- ウォータープルーフ
- 水にぬれたり汗をかいても落ちにくい処方のことです。アイライナーが水で崩れてパンダ目にならないよう、日常的にウォータープルーフのアイライナーを使用するという方もいるかもしれません。海やプールといった水遊びのシーンに限らず、日常的なシーンでも活躍することの多いのがウォータープルーフのアイライナーと言えるでしょう。最近では、皮脂に強いタイプも出ています。
- お湯で落ちる
- ウォータープルーフとは反対に、落としやすさに注目しているのがお湯で落ちるタイプのアイライナーです。ウォータープルーフなどの落ちにくいアイライナーは、落とすときに強力な専用リムーバーなどを使う必要があり、目元に負担がかかります。そのため、目の周囲に負担をかけたくない場合はお湯で落ちるタイプのアイライナーがおすすめです。
- 速乾性
- 乾きやすいため、アイライナーを引いたあとにまぶたについたり、にじんだりといったトラブルを避けられます。
- 筆先の形
- 主にリキッドタイプのアイライナーでは、筆先の形が大きく2種類に分かれます。フェルトペンのようなタイプのものと、筆ペンタイプのものです。安定した太さの線を書きやすいフェルトペンタイプのアイライナーは、初心者でも扱いやすいでしょう。一方、筆ペンタイプのものは線の太さを自分で変えられるため、より繊細なニュアンスを表現しやすくなっています。
単純にアイライナーと言っても、このようにさまざまな機能のものがあります。アイメイクの耐久性や仕上がりのイメージなど、自分のイメージに合ったものを選ぶようにしましょう。
初心者におすすめのアイライナー
初心者には、ペンシルアイライナーがおすすめです。ペンシルアイライナーの中には繰り出すタイプのものと、鉛筆のように自分で削るタイプのものがありますが、繰り出しタイプはにじみにくいため、初心者に向いています。
色はブラックでもブラウンでも、仕上がりのイメージに合わせて選べばよいでしょう。最初は、ブラウンで、自然なラインを入れるのを目標に、慣れてきたらブラックを入れて、もう少し目力を出していくという方法もあります。失敗を恐れずに、まずはラインを入れるということに慣れていきましょう。
アイラインの引き方!「隠すアイライン」と「見せるアイライン」
目の形を引き立て、ハッキリと大きく見せるアイライナーには、「隠すアイライン」と「見せるアイライン」の2通りの演出法があります。ここでは基本の使い方についてご紹介します。
ナチュラルに目力を引き出す「隠す」アイライン
隠すアイラインは、ラインそのものを主役にするのではなく、あくまで目を際立たせるための隠し技として使います。まつげがびっしりと生えて、目をくっきりと縁取っているような感じに見せるのが目的。そのため、一本の線を引くのではなく、まつげ一本一本の根元をつないでいくのが最大のコツと言えます。
隠すアイラインはアイライナーペンシルで
小刻みに描くことができ、ぼかしやすいペンシルタイプは、隠すアイラインにピッタリのアイテム。削って使う鉛筆タイプと、繰り出し式のタイプがあります。アイライナーペンシルの色は、初めてなら黒より自然な印象のダークブラウンがおすすめ。
目元にアクセントをつくる「見せる」アイライン
見せるアイラインは、太くはっきりとした線そのものが目元のアクセントになります。女優のオードリーヘップバーンを思い浮かべてほしいのですが、1950~60年代に大流行したキャットアイのようなアクセントラインです。
目のタイプ別!アイライナーの引き方
前述では、基本の引き方を紹介してきました。以下では、それぞれの目の形に合わせたアイライナーの引き方を解説します。
二重タイプ
まぶたのキワにアイラインを引き、目元をぱっちりさせます。アイラインペンシルで、まつげとまつげの間を埋めるように入れましょう。
また、二重のラインを活かすポイントは、キワに濃い締め色を使用しないことです。濃いカラーで二重幅を塗りつぶすと、キツくみえたり、かえって一重に見えたりする場合があります。
一重タイプ
目を開けると隠れてしまいがちなアイラインは目尻のみ。もしくは、目尻をひいてからバランスをみて全体に引いていきます。
また、一重さんのアイメイクをきれいにみせるコツは、アイシャドウのベースカラーがカギとなります。アイホールに塗るベースカラーは、引き締め効果のある寒色系を選びましょう。
奥二重タイプ
奥二重さんの魅力を引き出すのは、二重の幅を潰さない丁寧な引き算メイクです。自然なグラデーションと細いアイラインで二重幅を際立たせ、ぱっちりと存在感のある目元に近づけましょう。
貴重な二重ラインを生かすために、まつげの粘膜部分の隙間がみえやすいので、細いラインできちんと埋めてあげることがポイントです。
落ちないアイライナーの引き方
せっかくきれいに引いたアイライナーが、気づいたら落ちてしまってガッカリ、という経験は多くの方がしているのではないでしょうか。アイライナーの持ちは、引く前と引いた後のひと手間で変わります。アイライナーを落ちにくくするポイントをご紹介しましょう。
アイライナーに油分は大敵。メイク前のにじみ対策
まばたきで皮膚を動かす回数が多く、皮脂もたまりやすいまぶたは、アイシャドウやアイラインなどのアイメイクがにじみやすい部位。まぶたに過剰な油分は大敵です。
朝のスキンケアでは、まぶたにこってりしたクリームやオイルなどの使用を避けてください。テカテカしていると感じたら、上質なティッシュで軽く押さえ、余分な油分を吸収させましょう。
まぶたのベースメイクはうす塗りで
化粧下地とファンデーションは、サラッとうす塗りを心がけて。指先やスポンジに残った分を、最後になじませる程度で十分です。
ファンデーションではなく、油分の少ないコンシーラーを薄くのばすのも◎。コンシーラーの後に、油分の少ないパウダーを軽くのせておくと、余分な皮脂や汗を吸収してにじみにくくなります。下塗りをすることで発色もよくなり、きれいにアイライナーを引くことができます。
アイライナーにプラスワンしてにじみを防ぐ方法
アイライナーを引いた後、その他のアイテムをプラスワンして、にじみを防ぐこともできます。
ペンシルライナー×綿棒
芯がやわらかいペンシルアイライナーは、描きやすくぼかしやすい反面、時間が経つとにじみやすくなります。仕上げに必ず綿棒でラインをなぞり、アイシャドウにつなげるようにぼかしておきましょう。ぼかすことでラインが主張しすぎることなく、自然に目の形を印象づけられます。
また、化粧ポーチに綿棒を入れておけば、万一にじんでしまったときも安心。にじんだ部分にリップクリームをなじませ、綿棒で簡単に落とすことができます。
ペンシルアイライナー×リキッドアイライナー
ペンシルアイライナーを引いてから、リキッドアイライナーを使うと、もちがよくなります。リキッドアイライナーを引いた後、締め色のアイシャドウを重ねたり、下まぶたにお粉かパウダーファンデションを軽くのせたりするのも効果的です。
いかがでしたか。自分のなりたいイメージにあわせてアイライナーを上手に活用しましょう。
まとめ
アイライナーは、目元の印象を左右するもの。それだけに多くの種類や色のアイテムがあり、特に初心者の方はどれを選べばよいのか迷う部分も多いでしょう。
アイライナーの種類によって、引きやすさや仕上がりは異なってきます。最初は扱いやすいペンシルタイプのアイライナーを使いつつ、ほかの種類のアイライナーにも徐々にチャレンジしていくと、メイクの幅が広がって楽しいかもしれません。アイライナーの引き方や目のタイプによっても使いやすいアイライナーの種類は違ってきますが、いろいろ試して自分のやりやすいものを選ぶとよいでしょう。
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