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乾燥が原因?老人性皮膚掻痒症とは
更新日:2018.09.27
公開日:2016.05.20
この記事の監修者
スキンケア大学編集部
老人性皮膚掻痒症は、50歳代以降の男性に多く見られる疾患です。加齢にともないかゆみが出るのですが、その原因は何でしょうか。ここでは、ドクター監修の記事で、老人性皮膚掻痒症の症状の原因やかゆみを軽減させるための対策を解説します。
老人性皮膚掻痒症は、加齢による皮膚の乾燥が原因で起きるものです。その症状の原因やかゆみを軽減させるための対策を、見ていきましょう。
加齢による皮膚の乾燥で起こる老人性皮膚掻痒症
老人性皮膚掻痒症とは、加齢によって、皮膚が乾燥してカサカサになったり、ひび割れたりして、強いかゆみが全身に生じるものです。特に50代以降の男性に多く発症するといわれています。
老化により、徐々に皮膚の表面を覆う皮脂膜や、その下の角質層の脂分が減り、水分の蓄えが少なくなってきます。すると、皮膚のバリア機能が弱まってしまうので、外部刺激に対して敏感に反応するようになり、かゆみが生じます。
かくことにより症状が悪化する
全身のかゆみが強くなるとどうしても、たびたび指でかゆいか所をかいてしまうことがあります。しかし、かくことによって、皮膚が傷つき、湿疹が起きてしまうこともあり、この二次的な湿疹が、かゆみの症状をさらに悪化させてしまうのです。
かゆみを軽減させるための対策は、刺激の軽減と保湿
老人性皮膚掻痒症のかゆみを軽減させるためには、生活の中で、気をつけるべきことを紹介します。
かかない・たたかない・さすらない
まず、かかないようにすることが大切です。かくことを避けるために、たたいたり、さすったりするのも刺激になるのでやめましょう。
他にも日常生活でできる対策は複数あります。
詳しくは『日常生活における皮膚掻痒症の対策は?』をご覧ください。
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