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乾燥するかかとには角質ケアと保湿ケアが大切

更新日:2017.05.11
公開日:2016.07.27
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

かかとの乾燥を防ぐには、かかとの角質ケアと保湿ケアが大切です。ここでは、ドクター監修のもと、かかとの乾燥を防ぐクリーム選びや、かかと乾燥させないために日頃から気をつけたいことなどをご紹介していきます。

冬場になると、かかとが乾燥して、ガサガサになってしまうということがありませんか?今回は、かかとが乾燥する原因と対策方法をお話していきます。

かかとがガサガサになる3つの原因

かかとに角質がたまってガサガサになる原因は「乾燥」と「外的刺激」、「ターンオーバーの乱れ」の3つがあります。

  • 乾燥:角質層のセラミドや保湿因子が不足して細胞間に水分が行き渡らなくなりガサガサになります。
  • 外的刺激:体重がかかること、紫外線を受けることでガサガサになります。
  • ターンオーバーの乱れ:加齢や疲れ、ストレスにより古い角質がはがれにくくなります。

かかとが乾燥する仕組み

かかとの乾燥というのは、かかとの表面を覆う「角質層」の水分が不足した状態と言えます。

新陳代謝が悪くなり「古い角質」が残る

本来であれば古くなった角質層は、皮膚の新陳代謝とともに、垢になって自然にはがれ落ちます。しかし、足は、血液やリンパの流れが滞りやすく、新陳代謝が悪くなりがちです。しかも、そこに加齢や冷えなどが加わると、ますます新陳代謝が衰えてしまいます。その結果、古い角質がいつまでも残り、角質層が異常に分厚くなってしまうのです。

古い角質が分厚くなり「乾燥」がさらに進む

角質層が分厚くなると、角質層で作り出される脂質や水分が全体に行き渡りにくくなります。それが乾燥をさらに進めて、余計に角質層が分厚くなるという悪循環に陥ります。そして、その状態を放置していると、かかとがひび割れたり、亀裂が生じて出血したりすることにつながります。

かかとケアには「角質ケア」と「保湿ケア」

かかとをケアするときに大切なことは、大きく分けて2つあります。

古い角質を除去する

かかとの乾燥を防ぐには、まず、古い角質を取り除くことが大切です。角質のケア方法については『かかとの角質が固くなったときの対処法』の記事で詳しくご紹介しているので、そちらをご覧ください。

ビタミンEや尿素配合のクリームで保湿する

古い角質を取り除くことと同じくらい、保湿をすることも重要です。お風呂あがりなどに、クリームなどをつけてしっかりと保湿ケアをしましょう。

・ビタミンEは血行を促進する

保湿クリームにはいろいろな種類のものがあります。足の冷えを感じやすい人は、血行を促進する作用がある「ビタミンE」配合のものがよいでしょう。

・尿素は角質をやわらかくする

「尿素」には、水分保持量を増加させたり、角質を柔らかくしたりして、皮膚をなめらかにする作用があるとされるので、尿素配合のクリームもおすすめです。

私生活でも注意すべきポイント

かかとの乾燥を防ぐには角質ケアと保湿ケアが大事です。ただ、それ以外にも大事なポイントがあるので下記の点に注意するといいでしょう。

暖房器具に注意する

エアコン、ストーブ、こたつ、電気毛布、ホットカーペットなどの暖房は、皮膚の乾燥に大きく影響します。こういったものを使う時期は、普段より念入りに保湿ケアをしましょう。

外的刺激に注意する

かかとに加わる外的刺激も、角質層を分厚くさせ、乾燥させる原因になります。特に、姿勢や歩き方が悪いと、足裏の特定の場所だけに圧力がかかって、かかとの角質層が分厚くなる原因になりやすいです。

刺激がすくない履物を選ぶ

・自分に合った靴を選ぶ

自分の足の形に合った歩きやすい靴を履き、バランスよく歩くようにしましょう。

・室内ではルームシューズを履く

かかとに加わる刺激を減らすには、室内でも靴下やルームシューズを履くという方法もあります。

・突起のついた健康サンダルは避ける

突起のついた健康サンダルは、かかとに刺激を与えやすいので注意しましょう。

かかとの乾燥には角質ケアと保湿ケアを!

かかとの乾燥の防ぐには角質ケアと保湿ケアが大事になります。特に保湿ケアであれば「ビタミンE」や「尿素」配合のクリームを使うことがおすすめです。また、私生活に注意することでかかとの乾燥を防ぎやすくもなります。かかとの乾燥を抑えるためには、これらのポイントを押さえて生活をしていくといいでしょう。

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