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枝毛になる原因と予防のための正しいケア・対策方法|美しい髪の毛のために

更新日:2018.02.01
公開日:2016.07.28
ドクター画像
この記事の監修者
LOUIMADNA栄店 店長 兼 トップスタイリスト 玉井浩太

「枝毛」は、ダメージを受けた髪が縦に裂けてしまい、枝が出たような状態になることを言います。ここでは、枝毛ができるメカニズムや原因、正しいケア方法などを美容師の監修のもと、具体的に解説していきます。

髪に起こりやすいトラブルの1つに「枝毛」がありますが、枝毛は、なぜできてしまうのでしょうか?今回は、そのメカニズムや原因、対策方法を解説していきます。

枝毛ってなに?髪の毛が枝毛になるメカニズム

髪の一番外側には、うろこ状に髪を覆う「キューティクル」があり、髪の内部を保護しています。枝毛は、このキューティクルがダメージを受けてはがれたことで、髪内部の水分が流出し、髪の線維が裂けて、枝が出たようになった状態です。

髪の毛というのは、細長い線維状のタンパク質が縦に束になってできているので、縦に裂けやすい性質を持ちます。特に、髪を伸ばしっぱなしにしていると、栄養が行き渡らず、毛先が細くなっているため、そこに物理的刺激などが加わると、裂けやすくなるのです。

髪がパサパサに傷んで枝毛になる原因

枝毛になる主な原因には、次のものがあります。

カラーリングやパーマによるダメージ

カラーリングやパーマをすると、薬剤の影響でキューティクルが溶け、枝毛になりやすくなります。

シャンプーやブラッシングによる摩擦

キューティクルは、摩擦によって、はがれてしまいます。髪の摩擦の原因には、乱暴なブラッシングやシャンプー、タオルドライ、ブローなどがあります。

ドライヤーのあてすぎなど間違ったヘアケア

髪が濡れると、キューティクルが開き、引っかかってはがれやすい状態になるため、自然乾燥はおすすめできません。特に、髪が濡れたまま寝ると、枕との摩擦で、キューティクルがはがれやすくなります。

また、ブローの際に、ドライヤーを髪に近づけ過ぎると、髪の内部の水分が蒸発し、枝毛になりやすくなります。

紫外線によるキューティクルのダメージ

紫外線を浴びると、キューティクルの表面を覆う脂質が失われ、キューティクル同士の結びつきが低下して、1枚1枚のキューティクルが浮き上がりやすくなります。

ダイエットなど偏食による栄養不足

過度なダイエットや偏食など、食生活に問題があると、髪に必要な栄養が不足し、髪の内部がもろくなります。

ストレスによる血行不良

ストレスは、交感神経を刺激し、血管を収縮させるので、ストレス状態が続くと、血行不良が起き、髪に栄養が行き渡らなくなります。

枝毛を予防する正しいケア・対策方法

できた枝毛はカッターなどで切る

枝毛になった髪は、どんなにケアをしても元に戻ることがなく、カッターなどで切ってしまうしかありません。ですから、枝毛は予防することが大切なのです。

シャンプー後の自然乾燥はやめる

枝毛にしないためには、正しいヘアケアをすることが大切です。しっかり乾かさず、濡れた髪のままで寝てしまうこともあるかもしれませんが、枝毛の原因になりやすいため、きちんとドライヤーで乾かしましょう。

ドライヤーを正しく使う

髪の毛を乾燥するときは、ドライヤーのかけ方にも注意が必要です。詳しくは、『髪の毛の正しい乾かし方とドライヤーの使い方|サラサラの美髪へ』の記事を参考に、正しいドライヤーのかけ方を身につけましょう。

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