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パーマの種類と特徴をおさえて理想のヘアスタイルに!

更新日:2017.12.26
公開日:2016.07.27
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この記事の監修者
モードケイズ FCオーナー パーマ教育部 部長 中村猛

パーマにはさまざまな種類があり、パーマをかける目的や髪質によって適切なパーマの種類は変わってきます。ここでは、美容師監修のもと、美容室で取り入れられている代表的なパーマの種類とそれぞれの特徴を詳しく解説します。

パーマには、ウェーブなどのくせをつけるものと、髪をストレートに伸ばすものの大きくふたつに分けられますが、その中でもさまざまな種類があります。ここでは、代表的なパーマの種類とそれぞれの特徴を解説します。

コールドパーマの特徴

薬剤を使って常温でかけるパーマで、もっとも一般的なパーマと言えるのがコールドパーマです。熱を加えないため、コールドパーマと呼ばれています。水パーマやスチームパーマもコールドパーマの一種です。

パーマ剤の1剤で髪の内部の結合をとき、髪をロッドに巻いて形をつくってから2剤で再結合してカールを固めます。ロッドの種類が多く、幅広いスタイルに対応できます。

ただし、ウェーブの持ちは短く、1か月ほどでとれてしまうことも多くあります。また、施術後は髪がパサつきやすくなるため、痛みのひどい髪にはかけられない場合があります。

コールドパーマについて、詳しくは『コールドパーマとは』をご覧ください。

デジタルパーマの特徴

薬剤と熱の力を利用し、専用の機械を使ってかけるパーマです。ヘアアイロンで仕上げたようなしっかりとしたカールをつけることができます。根元からかけるとやけどをする恐れがあるため、毛先を中心にかけていきます。

コールドパーマの場合、濡れているときにウェーブがはっきりと出ますが、デジタルパーマは乾いた状態でウェーブが出やすいのが特徴です。形状記憶力が高く、持ちもよいですが、強い薬剤に加えて70~90度の熱をあてるため、髪に大きなダメージを与えます。

デジタルパーマについて、詳しくは『デジタルパーマとは』をご覧ください。

クリープパーマの特徴

薬剤を塗布する時間を短くして、スチームとドライヤーを利用して髪の内部に水分を入れて仕上げるパーマです。一般的なコールドパーマの場合、髪の性質を決める「コルテックス」を強制的に曲げることでウェーブをつくりますが、クリープパーマでは、コルテックスが自由に変形できる状態でウェーブをつくるため、ダメージも少ないうえ、よりくっきりしたウェーブを出すことができます。

エアウェーブの特徴

約50度の低温の温風を利用してかけるパーマで、根元からふんわりとしたウェーブをつくることができます。乾かしてもふんわり感が保てるのが魅力です。デジタルパーマほどの高温の温風を使わないので、髪へ与えるダメージも比較的少なくてすみます。

水パーマの特徴

ナノスチームを使ってかけるパーマです。超微粒子なので、髪の内部まで水分を届けることができます。アルカリ性の薬剤を使わずに水の力でパーマをかけるため、髪へのダメージが少ないのが特徴です。

コスメパーマの特徴

化粧品として登録されている薬剤を使ってかけるパーマです。ふんわりとやわらかな質感をだせるのが特徴です。低刺激で髪に負担が少ないため、同日にカラーリングを行うことも可能です。ただし、パーマのかかり具合が強くないので髪がだれてしまうことがあります。

ストレートパーマの特徴

パーマ剤で切断した結合を再結合する際にカールをつけずに、まっすぐに伸ばします。弱めのクセをナチュラルにストレートにしたいときに適しているパーマです。熱を利用するホット系パーマの一種なので、髪に大きな負担をかけます。

ストレートパーマを落としたいときにはコールドパーマをかけます。デジタルパーマなどでは落とすことができません。

ストレートパーマについて、詳しくは『ストレートパーマとは』をご覧ください。

縮毛矯正は?

髪のクセをとってストレートにするために行います。やり方はデジタルパーマに似ており、専用の機械を使い、強い薬剤とストレートアイロンで伸ばしていきます。ストレートにする力が強いので、頑固なクセも伸ばすことができますが、人によってはボリュームが不足してしまうことがあるでしょう。ダメージが大きいので、くりかえしかけることは避けてください。

縮毛矯正について、詳しくは『縮毛矯正とは』をご覧ください。

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