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ツヤ髪&スタイリングが変わる!正しいブローのやり方とは
髪にツヤをだし、理想のヘアスタイルに近づけるブローのコツをドクター監修の記事で紹介します。基本的なブローのやり方から、気になるクセやパーマをかけたスタイルをきれいに仕上げるブローなど、それぞれのポイントを解説します。
ブローのやり方ひとつで、髪のツヤやスタイルが変わることはご存じでしょうか。ここでは、髪にツヤをだし、理想のヘアスタイルに近づけるブローのコツをご紹介します。基本的なブローのやり方から、気になるクセやパーマをかけたスタイルをきれいに仕上げるブローなど、それぞれのポイントを押さえておきましょう。
ドライヤーで理想のヘアスタイルをつくる
ドライヤーは髪を乾かすためだけに使うものではありません。スタイリングに役立つほか、髪にツヤを与える、パーマをきれいに仕上げる、クセ毛の悩みを解消するなどさまざまな働きがあります。
美容院での仕上がりを自宅でうまく再現できないのは、ブローのやり方に問題があるのかもしれません。ブローのコツは、髪を軽く引っ張ること。これを「テンション」と言います。テンションをかけながら冷ましていくと、理想に近い髪を手に入れることができるでしょう。
ツヤとうるおいのある髪にみせるブロー
髪にツヤとうるおいを与えるブローのやり方をご紹介します。
(1)タオルドライ
タオルドライをして水分を拭き取った後、洗い流さないトリートメントなどをつけてドライヤーで乾かしていきましょう。
こめかみやうなじなどは乾きにくいので、クセが出やすいところです。髪を引っ張るようにして念入りに乾かします。
タオルドライでは、髪の7割ほどを乾かすのが理想です。詳しくは『ドライヤーを使った正しい髪の乾かし方』をご覧ください。
(2)ブロッキング
ヘアクリップを使い、髪をブロッキングします。上下に分けて、上半分を頭頂部でまとめましょう。
(3)コーミング
手グシで整えてから、毛先を引っ張った状態で根元にブラシを入れます。
根元から毛先に向かってドライヤーの温風をあてながらとかしてください。そのとき、ブラシを内側に少し回転させるようにして髪を引っ張っていきます。
(4)仕上げは冷まして
毛先でブラシを内側に巻いて、ドライヤーをはずします。そのまま髪を引っ張った状態で毛先をおさえて冷ましましょう。ツヤをだすためには冷ますのがポイントとなります。
さらに細かい全体の流れは『ドライヤーを使った正しい髪の乾かし方』にて紹介しています。
髪のうねりやクセをサラサラに仕上げるブロー
くせ毛の人は特にブローが重要となります。ブローをすることによってある程度のクセは抑えることができるので、普段よりもサラサラな仕上がりを期待できるでしょう。ポイントは、うねりやクセを伸ばすようにブラシでテンションをかけながらドライヤーの温風をあてることです。そして、最後に冷風でキューティクルを引き締めるとまとまりやすくなります。
お出かけ前のブロー
- 毛先をスプレーで湿らします。
- 髪を頭の後ろで左右に分け、さらに耳の前後でも分けてください。
- 後ろにある毛束をブラシで引っ張りながらドライヤーの温風をあてます。
- 前の毛束も同様に行います。後ろから前に向かってブローをしていきましょう。
夜寝る前のブロー
夜にしっかりブローしておくと寝グセがつきにくくなるだけでなく、翌朝の髪がサラサラになりやすいので丁寧に行いましょう。
- 根元から手で髪をとかしながらドライヤーをあてます。
- 頭の真上からドライヤーをあてて根元を乾かします。
- 少量の毛束を手グシで前に引っ張りながら根元を乾かしていきます。ドライヤーは後ろから前へかけていきましょう。
ヘアスタイル別のブロー
ヘアスタイル別の、ブロー時のポイントをご紹介します。
ショート・ミディアムヘア
長い時間ドライヤーをかけるほど、髪のやけどのリスクが高まります。目安としてショートヘアやミディアムヘアのブローは、5分程度と考えておきましょう。
ロングヘア
ロングヘアのブローは、10分程度で仕上げましょう。
パーマヘア
パーマをかけた髪は、ブローできれいに仕上げてください。根元を中心に7割ほど乾かすことがポイントです。
- キューティクルを広げないように、ドライヤーは上から下にあてていきます。
- 中間から毛先にかけては手グシでとかし、髪をくるりと巻いて乾かします。
- 手のひらで毛先を持ち上げて冷ましてください。
- 最後に毛先にワックスをもみこみましょう。
ブローの注意点
濡れた状態のままはNG
濡れた状態のままドライヤーをかけてはいけません。ドライヤーを使う時間を少しでも短くするために、タオルドライで水気をしっかり吸い取っておきましょう。特に毛先は傷みやすいので、できる限りドライヤーをあてる時間を短くしたいところです。
向きは斜め上から
また、ドライヤーの風をあてる向きにも気をつけましょう。顔の真横からドライヤーをあてると、風が下へ流れていきません。髪をまんべんなく乾かすことが難しくなり、ドライヤーを使う時間がどうしても長くなってしまいます。風の流れをつくるだけでなく、キューティクルを閉じやすいように、ななめ上からドライヤーの風をあてるようにしましょう。
サロンのプロからコツを教えてもらう
ヘアスタイルや髪質、パーマの種類などによってブローのコツが変わってきます。ヘアサロンで施術をしてもらったときに、スタイリングしやすいブローのやり方を教わっておくとよいでしょう。
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