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ひじがかゆい!原因とケア方法
ひじがかゆいときに行いたい乾燥対策について、ドクター監修の記事でお伝えします。体のなかでもひじは特に乾燥しやすいため、かゆみが生じやすいところです。放っておくとますますひどくなってしまうので、ケアをしていきましょう。
ひじがかゆい状態を放置しておくと、悪化する可能性があります。ひじがかゆくなる原因を理解して、正しくケアしましょう。
ひじがかゆくなる原因は?
ひじの内側やひざの裏、首すじなど皮膚のやわらかいところは皮膚炎になりやすい部位です。皮膚がかゆくなる原因として考えられるのは、虫刺されや汗、薬の副作用、皮膚の病気などです。しかし、ひじの外側の皮膚は、硬く骨ばっているため、かゆみが現れにくい部位。思い当たる原因がないのにかゆみを感じる場合は、乾燥によるかゆみの可能性が高いでしょう。特に、年齢を重ねるにつれて皮脂腺や汗腺の働きが低下し、皮膚が乾燥しやすくなるため、かゆみを感じることが多くなります。
ひじが乾燥してかゆみが生じるメカニズム
もともと皮脂腺や汗腺が少ないひじは、他の部位に比べて乾燥しやすいところです。皮膚は乾燥すると外部からの刺激を受けやすくなりますが、ひじは摩擦による刺激が多いので注意が必要です。
皮膚は刺激を受けると急ピッチで細胞をつくりだし、水分や保湿成分を十分に保つことのできない未熟な角層を重ねていきます。すると、皮膚はさらに乾燥し、悪循環に陥ってしまいます。衣服に触れる、風があたるといったほんの少しの刺激にも敏感になり、かゆみが生じてしまうのです。
いったん乾燥した皮膚は、そのまま放っておいて自然に治ることはありません。乾燥により肌のバリア機能が低下しているうえに、かゆみに耐えられずかきこわしてしまうことで、どんどん悪化する恐れもあります。
余分な角質を取り除いて保湿する
かゆみと乾燥の悪循環を断ち切るためには、保湿ケアが重要です。保湿成分の配合されたボディクリームやボディミルクをお風呂あがりに早めに塗りましょう。フェイス用の化粧水などは主成分が水ですから、それだけで保湿する役割は果たせません。乾燥を防ぐためには、ボディ用か、フェイス・ボディ兼用のアイテムを使ってください。
また、古い角質がたまっていると、せっかくの保湿成分が浸透していきません。ひじの角質は厚くなっていることが多いため、スクラブやふきとり化粧水などで、余分な角質を除去してから保湿ケアをするとよいでしょう。
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