美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

更新日以降、情報の更新が停止しております。
内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。

毛穴に詰まった角栓を除去するピーリングの効果と方法

更新日:2017.12.01
公開日:2016.08.25
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

肌の表面を酸のチカラではがして、表面をツルツルに整えるピーリングは毛穴の黒ずみやつまりの予防にも効果的です。毛穴はなぜつまるのでしょうか。ここではドクター監修のもと、毛穴のつまりとピーリングの関係性について解説しましょう。

毛穴の黒ずみやニキビの原因となる毛穴のつまり。つい指先で無理矢理ムニュッと押しだしていませんか。その行為、実は肌を傷付ける可能性が高く危険です。そんなリスキーなことをしなくても、毛穴のつまりを解消できる方法があります。

毛穴が詰まって角栓ができる原因

毛穴がつまる原因は、古くなった角質と皮脂が混ざり合ってできた角栓です。角栓は、毛穴をつまらせ、黒ずみやニキビの原因となります。

本来肌は、内側から新しい肌細胞が誕生するにつれて下から押し上げられ、やがて角質となって自然にはがれ落ちる、というターンオーバーをくり返しています。しかし、食生活の偏り、ストレス、紫外線など生活環境の影響によって、ターンオーバーが乱れ周期が遅くなると、自然にはがれるはずの古い角質が肌に残ってしまいます。これらの古い角質と皮脂が混ざって角栓をつくってしまうのです。

また、肌が乾燥していることも毛穴をつまらせる原因になります。肌は乾燥するとしなやかさを失って硬くなり、角質肥厚という状態になってしまいます。毛穴の伸縮も悪くなり、結果として毛穴がつまりやすくなります。

毛穴に詰まった角栓を除去するピーリングの効果

ピーリングは、酸性の薬剤を使って肌の上に留まっている古い角質を取り除くケアです。「肌の大掃除」と考えていただけるとわかりやすいかもしれません。ピーリングで古い角質を取り除いて肌表面をクリアにすることで、角栓予防ができ毛穴のつまりを防ぎます。

また、ピーリングによって肌のターンオーバーを促しますので、肌を本来あるべき状態に整えて角質肥厚を防ぐことから毛穴つまりに有効的と言えるでしょう。

毛穴の角栓を皮膚科で取るピーリング方法がおすすめ

雑誌やテレビなどを通じて「ピーリング」という言葉が認知されてきた今、自分で行うホームケアとして石けんや美容液などピーリング専用の化粧品も数多く市販されています。そのため、「特別なケア」というよりも、手軽で身近なお手入れと思っていらっしゃる方は多いと思われます。

しかし、ピーリングは肌の表面をはがす行為。肌を強くこすり過ぎたり、頻繁にやり過ぎたりすることで肌に負担をかけてしまい、かえって肌トラブルを招いてしまうことも少なくありません。

そこで、より安全で、より高い効果を求める方はクリニックでのピーリングをおすすめします。もともとピーリングは医療行為で、クリニックでのみ許されている薬剤もあります。また、自分で買える化粧品やエステよりも高い濃度の薬剤の使用を許可されています。

また、ピーリングを行った後は一時的に角質が薄くなっていてとてもデリケートな状態です。ピーリングそのもののやり方も重要ですが、アフターケアをしっかり行うことも大切です。クリニックでは、施術後のフォローや何かトラブルがあったときの治療などにも応じてくれるので安心です。

オススメ記事

  • 関連するオススメ記事がありません。

スキンケア基礎講座