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まつ毛育毛剤とまつげ美容液の効果の違い!抜け毛を防ぐケア方法

更新日:2018.09.27
公開日:2016.09.21
ドクター画像
この記事の監修者
スキンケア大学編集部

長くてふさふさしたまつげを作るには、まつげ美容液や育毛剤でのケアが必要なのでしょうか。ここではドクター監修のもと、まつげ育毛剤とまつげ美容液の違いや、まつげを守るための注意点について解説します。

濃密で長いまつげは、印象深い目元には欠かせない要素です。「まつ育」という言葉も定着してきた今、毎日のスキンケアと同じように、まつげ専用の美容液などでケアしている方も増えてきています。

まつげ育毛剤とまつげ美容液の効果の違いとは

まつげ育毛剤とまつげ美容液のそれぞれの効果、使用方法について違いをみていきます。

まつ毛育毛剤は病院で処方される医薬品

実は、現在国内には市販のまつげ育毛剤はありません。一般的に育毛剤と呼ばれているものは、薬事法で定められた医薬部外品・医薬品に分類されるものです。まつげをつくる器官である毛包にはたらきかけることで、まつげの生え変わるサイクルを延ばし、これから生えてくるまつげの長さや太さを改善するという作用から、まつげ育毛剤と認識されることが多いのですが、正しくは睫毛(しょうもう)貧毛症(まつげが細い、短い、少ない、といった症状)を治療するための薬です。

具体的には、2014年3月、厚生労働省から製造販売の承認を受けたグラッシュビスタ(ビマトプロスト)というものです。医療用医薬品ですから、ドクターの診断のもと処方されます。使用方法は、専用のアプリケーターで1日1回、上まつげの生え際に塗ります。有効成分が毛包に届くことで育毛促進が期待できますが、毛包が発毛可能でないと効果が現れないこともあります。

まつげ美容液は化粧品|抜け毛予防にも

一方のまつげ美容液は、一般の化粧品です。こちらは、現在生えているまつげにアプローチするためのアイテムで、トリートメントのような存在です。ダメージからまつげを守るための保湿成分をはじめ、オタネニンジンエキスやアセチルデカペプチド-3などを配合しており、まつげのコシやツヤを高める効果が期待できます。また、まつげは、落ちにくいアイメイクや、それを落とすためのクレンジングによりダメージを受けやすいものです。まつげ美容液はそれらのダメージを和らげ、抜け毛の予防にも効果的だといわれています。

まつげ美容液を塗るタイミングは、洗顔後すぐのなにもつけていない状態のときです。朝と夜の2回、スキンケア前に行うことが多いようですが、使用回数は商品によって異なりますので注意書きをしっかり確認してください。まつげの根本とまつげそのものに塗りましょう。

まつげをダメージから守る日常ケア方法

まつげの育毛剤や美容液にたよるだけでなく、自分でも日頃からまつげをダメージから防いで労わる工夫をすることもとても大切です。たとえば、アイメイクをクレンジングするとき、マスカラやアイラインなどの落ちにくいメイクを力任せに落とそうとしたり、反対に、こするとダメージになるからと、多少の落とし残しに目をつむっていたり。この行為はどちらもNGです。専用のリムーバーを使うなどして、やさしく丁寧に落とすことをおすすめします。

また、ビューラーもまつげに負担をかけて、切れ毛や抜け毛の原因になります。まつげを引っ張らないようにすることはもちろんですが、傷んだ状態のゴムを使っていることも、まつげへのダメージにつながります。ビューラーのゴム部分もチェックして、定期的に交換しましょう。

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