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肌のハリ・弾力に効果的な美容成分と美容液の使い方
ふっくらとうるおいに満ちた肌は、若々しく見えます。しかし、年齢を重ねるにつれ、肌のハリや弾力は失われていくものです。そこで、肌の乾燥やたるみが気になる方に、ドクター監修のもと、有効な美容液の選び方と使い方を解説します。
美しい肌を手に入れたいという願望は、多くの女性が持ってます。シワやたるみがなく、ふっくらと弾むような肌は、女性を若々しく見せてくれます。しかし、年齢を重ねるにつれ、肌のハリや弾力は失われていきます。美肌を手に入れるためには、そのハリや弾力のもととなる成分を美容液で補ってあげることが大切です。
美容液とは
基礎化粧の中でも、有効成分が濃縮して配合され、肌の悩みに合わせて集中的なケアができるアイテムです。乾燥によるシワをケアしたい、シミやくすみが気になるなど、気になる箇所へ目的に合わせた有効成分を届けてくれます。成分が濃縮されているため、少量でも効果が期待でき、効率的なケアが可能です。
美容液が必要な理由
化粧水は水分を与える働きがあり、乳液やクリームは油膜を作って肌を保護する働きがあります。それに対し、美容液は化粧水で与えた水分を保ち、さらに有効成分が多く含まれているため、肌に栄養を与える働きを持っています。その分、価格が高い傾向にあるため省いてしまう方も多いですが、実は美肌に欠かせないアイテムです。
美容液の種類
美容液には、目的によってさまざまな種類があります。代表的なものは、乾燥が気になる方向けの保湿美容液、シミやくすみが気になる方向けの美白美容液、加齢による肌の衰えが気になる方向けのアンチエイジング美容液です。他にも、ニキビ用美容液、シミ用美容液、化粧下地兼用美容液など、さまざまな種類があります。
保湿美容液
水分を肌に保つ保湿力が高い保湿成分を配合したものです。乾燥が気になる方におすすめなのはもちろんですが、集中的に保湿することで、シワやたるみ対策にもなります。
美白美容液
アルブチンやビタミンC誘導体などの美白有効成分が、メラニンの合成を抑制し、すでにできてしまったメラニンを定着させないように働きかけてくれます。
アンチエイジング美容液
肌のターンオーバー(新陳代謝)を促進するEGFや、FGF、コラーゲン、プラセンタなど、あわせて摂ると相乗効果があるとされる有効成分が凝縮されています。
美容成分の種類と選び方
乾燥も気になるけど美白もしたいなど、女性にとって肌の悩みは1つではないことも多いです。そういった場合には、美白美容液に保湿成分も配合されているものを選ぶなど、美容成分の特徴を知っておくと選びやすくなります。ここでは、注目の美容成分を紹介します。
保湿成分
乾燥はあらゆる肌トラブルのもとであり、シワなど肌の老化につながるものでもあります。どの種類の美容液でも、保湿成分が配合されているかを確認しましょう。
・エラスチン
近年、保湿成分として注目が高まっている成分の1つです。肌を構成する重要な成分で、真皮の中ではコラーゲン同士を結びつける働きをしています。肌表面や角質層では水分を抱えこみ、肌の水分量を保持します。
・セラミド
保湿効果が非常に高いといわれている成分です。バリア機能の働きも担っており、乾燥を引き起こさないよう働きかけます。
・スフィンゴ脂質
セラミドと同じような働きをする成分で、肌のうるおいに必要不可欠な成分です。
・リン脂質
セラミドと同様、水と油の両方になじむことができるため、肌の水分を保持し続けることができる成分です。
・リビジュア
ヒアルロン酸のおよそ2倍ともいわれる保湿力を持っています。
・コラーゲン
ハリや弾力のもととなっている成分ですが、化粧品で肌表面から取り込む場合は、角質層での保湿成分になります。
・ヒアルロン酸
保水効果が高い成分ですが、比較的安価なため、コストパフォーマンスがよいとされています。
線維芽細胞を活性化させる成分
肌のハリや弾力のもととなるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す源となる細胞のことを線維芽細胞といいます。この線維芽細胞を活性化させることで、肌のハリや弾力を保つことができます。
・ビタミンC誘導体
ビタミンCは抗酸化作用や美白成分としても知られる美容成分ですが、壊れやすく不安定なため、そのチカラを損なわないよう人工的に改良し、安定化させた成分です。抗酸化作用、新陳代謝を促す作用、メラニンを還元して色素沈着を防ぐ作用、皮脂分泌のコントロール作用、肌をなめらかにする作用など、さまざまな美容効果があります。
・レチノール(ビタミンA)
皮膚の修復を促す効果が非常に高い成分で、シワやニキビ跡、シミにも効果があるといわれており、年々衰えていく肌のターンオーバーを活発にします。
・トリペプチド
コラーゲンの組織を元気にするといわれ、アンチエイジング作用も期待できます。
・パントテン酸
ビタミンB群の1つで、新陳代謝を促し、うるおいや弾力をもたらす助けをします。
・ナイアシン(ビタミンB3)
肌の代謝を上げ、コラーゲン生成を促します。ニキビ予防の主成分としても有名です。
美容液の使用方法
美容液は、化粧水で水分をたっぷりと補給した後、乳液やクリームで肌にふたをする前に顔全体に塗ります。美容液を塗る際には、手で押さえつけて、肌に浸透させるようにハンドプレスしながら塗っていきます。
美容液を使用する際の注意点
美容液は、美容成分が濃縮して配合されているため、刺激が強い場合があります。1回につける美容液は1種類のみにして、使用量は必ず守りましょう。複数の美容液を使いたい場合は、朝と夜で使い分けるのも効果的です。敏感肌の方は、一度腕などで試してから使用することをおすすめします。また、毛穴を塞ぐ可能性がありますので、特に脂性肌の方は塗りすぎないよう注意が必要です。
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