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何歳から始めるべき?肌を若々しく保つエイジングケアの方法

更新日:2016.12.27
公開日:2016.12.27
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この記事の監修者
よしき皮膚科クリニック銀座 院長 吉木伸子

エイジングケアを始める時期は早ければ早いほどよく、何歳から始めるのが正解といった答えはありません。今からでも始めたいエイジングケアの方法について、ドクター監修の記事で詳しく解説します。

エイジングケアは何歳から始めるべきなのでしょうか。エイジングケアを始める時期は早ければ早いほどよく、何歳から始めるのが正解という答えはありません。一般に、25歳前後からターンオーバー(新陳代謝)が遅れがちになるといわれています。つまり、20代からでも早すぎることはありません。今からでも始めたいエイジングケアの方法について、ドクター監修の記事で解説します。

年代別エイジングケアの方法

いつから始めてもよいエイジングケアですが、年代によって必要なケアは異なります。そこで、年代別に取り入れたいエイジングケアの方法をご紹介します。

20代

肌細胞が28日周期で生まれ変わることをターンオーバーといいます。しかし、25歳頃から肌を健康に保つターンオーバーの周期が乱れがちになります。ターンオーバーが遅れると皮膚のバリア機能が衰え、肌の乾燥やくすみ、シミ、シワ、たるみなどの老化が見られるようになります。

  • セルフケア

    毎日の洗顔が重要です。メイク落としは低刺激のジェルクレンジングなどを選び、やさしく洗いましょう。肌の古い角質を落とす酵素洗顔や、ピーリング効果のある石けんなどを使うとより効果的です。洗顔後は、ローションをたっぷりつけてケアします。セルフケアの注意点は、肌に刺激を与えないようにすることです。刺激の強い洗顔料やオイルクレンジングでのメイク落としを控え、洗顔時に強く洗ったり、洗顔後にタオルでこすったりしないように意識してください。メイクでも、ファンデーションを塗るときに力を入れすぎないようにしましょう。目をこする行為も、肌に刺激を与えるので注意です。また、真夏はもちろん、真冬でも紫外線対策を忘れずに行うとよいでしょう。

  • 美容クリニックでのケア

    抗酸化作用のあるビタミンCの点滴治療などで身体の内側からケアする方法があります。肌のケアには、イオン導入、ピーリング、スキンタイトニングのレーザー治療などがあります。

30代

フェイスラインのたるみが始まる時期です。また、肌のうるおいを保つ成分セラミドは年齢とともに減少していくため、30代の肌は20代と比べて乾燥しやすくなっています。

  • セルフケア

    20代と同様に洗顔や紫外線対策は重要です。ファンデーションは、パウダータイプよりもリキッドタイプを選んでください。パウダータイプは、肌の水分を奪って乾燥を招きがちです。乾燥は肌老化につながるので注意しましょう。また、肌の細胞を活性化し、新陳代謝を高めるグロースファクターなどの成分を外から補うのも効果的です。新陳代謝が落ちる30代は、食事や運動にも気を配る必要があります。毎朝5分のストレッチや15分のウォーキングをするなど、適度な運動を取り入れましょう。食事面では、夜の炭水化物を控え、牛肉・豚肉よりも脂肪分の少ない鶏肉を選ぶようにします。代謝を上げるために、冷たい食事よりも温かいものを食べるようにしてください。

  • 美容クリニックでのケア

    レーザーによる肌の引き締め術を行います。ほうれい線やマリオネットライン、ゴルゴラインといった凹みが目立つ場合は、ヒアルロン酸注入によって対応します。

  • 40代

    40代に入ると、顔のたるみが目立つようになってきます。化粧水をつけても肌がカサつく、粉を吹いたようになるなど、乾燥が気になるようにもなります。また、シワがはっきりしてきた、シミが気になる、肌にハリが足りないなどの悩みも出てくるでしょう。

    • セルフケア

      40代は目元に年齢が出てくることが多いので、目元のむくみ、小ジワなどはレチノールのアイクリームでケアしましょう。40代の悩み肌には、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分や、レチノールなどのアンチエイジング成分の入ったものを使うとよいでしょう。美白には、ビタミンC誘導体などが入った化粧水を選びましょう。もちろん、20~30代で行うケアもしっかり続けてください。

    • 美容クリニックでのケア

      小ジワには、レーザー治療を行います。大きなシワを予防するために、ボトックス治療を始めてもよいでしょう。シミにはレーザーやイオン導入、疲れやストレスにはプラセンタ注射などが考えられます。また、シミ、シワ、ほうれい線などには、超音波や低周波治療を施す方法もあります。

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