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いちご鼻の原因と種類別の改善方法
お化粧ののりが悪くなり、化粧浮きの原因にもなるいちご鼻(毛穴の黒ずみ)は美肌の大敵です。いちご鼻の発生する原因と、いちご鼻の種類別に対応したスキンケアと改善方法をドクター監修の記事でお届けします。
いちご鼻の原因
いちご鼻とは
毛穴の角栓が黒ずんでしまい、その毛穴の表面に現れるぽつぽつとした黒ずみがいちごの種のように見るため、いちご鼻と呼ばれています。この黒ずみはいちご鼻の種類にもよりますが、メイクの落とし残しや古い角質、ほこりなどが角栓に詰まり、酸化して黒くなってしまうことが主な原因です。
角栓を除去するのに効果的な方法
洗顔は丁寧に
いちご鼻の一番の対策は普段の洗顔を丁寧にすることです。毛穴をしっかり開いてから洗顔、たっぷりの泡で洗顔し、すすぎのこしを作らない、タオルで優しく水分を拭き取りすぐに化粧水や乳液で保水、保湿を行うことです。しかし、子供の世話で忙しいママは毎回丁寧に洗顔をする時間を確保するのは大変です。いちご鼻になってしまったら効果的な、以下のスペシャルケアを紹介します。
蒸しタオルやラップで毛穴を開かせる
鼻を覆う程度のサイズにラップを切り、鼻全体を包みます。そして、そのままぬるめのお湯(38度から40度)に20~30分ほど湯船につかった後、洗顔を行ってください。毛穴が開くので普段の洗顔よりも汚れが落ちやすくなります。ゆっくりお風呂につかる時間が無いママには、蒸しタオルの使用もおすすめです。ハンカチ程度の大きさのタオルを濡らして軽く絞り、電子レンジで温めるだけです。熱すぎる場合は無理に顔には乗せず、少し待ってから乗せてください。熱すぎるタオルは逆に肌への刺激になってしまいます。
オイルで鼻をマッサージ
洗顔前にオイルマッサージで毛穴を開き、汚れを落としやすくします。ホホバオイルやベビーオイルなどたくさんの種類のオイルがありますが、使用するオイルはオリーブオイルが角栓と近い構成をしているため肌なじみが良くおすすめです。手のひらで温めた後、汚れを浮かせるために鼻にオイルを乗せ約1分間待ちます。次に肌の負担にならないよう力の入りにくい薬指の腹で優しくマッサージをします。マッサージが終わったらティッシュかコットンで優しく拭き取ります。その後普段の洗顔を行ってください。
鼻パックで角栓を除去
黒ずんでしまった角栓ごと取ってしまう方法です。手っ取り早く感じる方法ですが、肌に負担がかかります。パックをはがす際に、ぴりぴりとした刺激を感じると思います。これは皮膚に負担がかかっている証拠で、無理やり角栓をはがしているので毛穴周りの皮膚がダメージを負ってしまうのです。また、使用後は必ず開いた毛穴を閉じるための保水、保湿ケアをすぐに行ってください。角栓を除去する効果は高いですが、肌にダメージがあり、その後のケアも時間がかかるので、時間の無いママさんにはおすすめしません。
ピーリング剤を使う
ピーリング剤には皮膚に残った古い角質の除去を助け、新陳代謝を活発にしてくれる効果があります。普段のお手入れに使用している洗顔料とは別にピーリング入りの洗顔料を使用するのがおすすめです。普段の洗顔料と置き換えるだけなので、特別必要な道具などもありません。週に2~3回の使用が目安ですが、ご自身の肌の状態と相談しながら使用してください。使いすぎは、必要な角質まで落としていまい、肌を傷つけてしまいます。
いちご鼻の種類別の対策
いちご鼻には主に、触るとざらざら感触のある詰まり毛穴と、ざらざら感触は無いけれど黒ずみのあるメラニン毛穴、そして水分が不足し皮脂が過剰に分泌される乾燥毛穴と呼ばれるものがあります。
詰まり毛穴の対策
詰まり毛穴の原因は毛穴の開きによる汚れの酸化なので、毛穴を引き締める効果のある収れん化粧水が効果的です。トーニングローションと呼ばれることもあります。収れん化粧水にはビタミンC誘導体やアルコール成分が含まれるものが多いです。コットンにたっぷり含ませて、優しく拭き取って使用してください。ただしアルコールが含まれる化粧水は刺激が大きいため肌が弱い方、睡眠不足や栄養不足で肌が荒れている方は、必ずパッチテストを行ってから使用してください。
乾燥毛穴の対策
乾燥によって皮膚の水分が減少するため、肌のハリや弾力が不足してしまいます。皮膚が乾燥すると体は肌を保護しようと、毛穴の奥にある皮脂腺から過剰な皮脂を分泌し、毛穴が開いてしまいます。乾燥毛穴は水分と油分のバランスが悪くなることによって発生するのです。
水分不足による肌の乾燥が原因のため、高い保水力と保湿力を持つヒアルロン酸を含む化粧水や乳液を選びましょう。ヒアルロン酸の保湿力はなんと、1gで6リットルもの水を保つことができるといわれています。
メラニン毛穴の対策
メラニンとは色素のことで、紫外線浴びると皮膚の奥で作られます。詰まり毛穴や乾燥毛穴と違い角栓の詰まりや酸化が原因ではなく、日焼けや肌の炎症が原因でメラニンが発生し小さなシミになり、それが黒ずみに見えるのです。この黒ずみは色素沈着によるシミなので、美白効果のある化粧品が効果的です。美白に効果があるとされるビタミンC誘導体は、シミを予防するものなので、できてしまったメラニン毛穴には効果がありません。メラニンの還元作用があるハイドロキノンが含まれた化粧品を選びましょう。しかし、ハイドロキノンは強い成分で副作用の危険があるため、使用の際は十分に注意してください。
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