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美白美容液を適切に選ぶにはどうすればよいか
出産を機に、シミ・ソバカスが増える女性は多くいます。その場合は、美白美容液を適切に選び、すぐに対処しましょう。ここでは、どのようにすれば正しくシミ・ソバカスをケアできるのか、ドクター監修の記事で解説します。
美白美容液は無数の商品があるので、適切なものを選ぶのは難しいでしょう。ここでは、シミやソバカスができるメカニズムについても交えながら、美白美容液の適切な選び方を解説します。
シミ・ソバカスができるメカニズム
まず、シミやソバカスができるメカニズムについて解説します。
シミ・ソバカスの原因は過剰なメラニン
メラニンがシミとソバカスが発生する原因となります。メラニンは紫外線による水ぶくれなどを防ぐ役割を果たす必要な色素ですが、過剰に増えるとシミ・ソバカスが生まれてしまいます。メラニンが過剰発生する大きな理由は、紫外線です。紫外線を大量に浴びると、特に肌を守る必要がないときも不必要にメラニンが発生してしまいます。また、ストレスや喫煙、飲酒や食品添加物もメラニンが作られる原因です。他にも、外部からの刺激が原因になることもあるので、肌を引っ掻いたりこすったりするのも控えましょう。
出産を機にシミ・ソバカスが増えるのはプロゲステロンが原因
子供を身ごもると、メラニンが作られやすい状態になってしまいます。その原因がプロゲステロンです。プロゲステロンは生殖機能に影響するもので、胎児を育てるために必要となります。しかし、同時にメラニンを作るメラノサイトを刺激してしまい、それがシミやソバカスとなって現れます。出産後はプロゲステロンの量も減りますが、元の状態に戻るまでは約半年かかるといわれています。
国が認可した成分の入った美白美容液を選ぶ
美白美容液を選ぶポイントを解説します。
t-AMCHA
美白の大敵であるメラニンの発生は、プロスタグランジンという物質がきっかけになっており、それを抑制するのがt-AMCHAです。新たに作られるシミやソバカスを予防するのに有用な成分だといえるでしょう。
マグノリグナン
マグノリグナンもメラニンの発生を抑える成分です。メラニンはチロシナーゼという成分で成長しますが、このチロシナーゼのタンパク質が成長するのを阻害することで、新たなシミやソバカスの予防によいとされています。
ビタミンC誘導体
ビタミンCは肌によいといわれていますが、壊れやすい成分のであまり効果的に働きません。そのような欠点を補うのが、ビタミンC誘導体です。ビタミンCを誘導体化させ、角質層まで浸透してからビタミンCに変化します。
肌によい成分の入った美白美容液を選ぶ
一般的に肌によいといわれている成分について解説します。美白美容液を選ぶ際の参考にしてみてください。
ハイドロキノン
ハイドロキノンは、米国では広く使われている成分で、紫外線によるシミの予防に有用だといわれています。しかし、肌への刺激が強く、赤みやひりつきが出ることもあります。日本で販売されているハイドロキノン配合の美白美容液は、日本人の肌にも合うよう、欧米の製品より濃度が低くなっていますが、使用して痛みなどを感じたらすぐに洗い流してください。
YACエキス
肌が黄ばんでいると、シミやソバカスがなくても美白とは言い難い状態に見えてしまいます。この黄ばみは、糖分が過剰に結びつく現象が原因の1つとなっていますが、それを抑えるといわれているのが、YACエキスです。主にヨモギから作られており、糖分の過剰な結びつきで発生する物質を体外に排出するという研究結果が出ています。
セラミド
きれいな肌を保つには、ターンオーバー(新陳代謝)のサポートを正しい周期でくり返す必要があり、その助けとなるのが、セラミドです。ターンオーバーをサポートする周期が改善されると肌の乾燥が防げるようになり、時間をかけて若々しい状態に戻っていくといわれています。
美白美容液を正しく使う
肌によいとされる成分が入っている美白美容液でも、使い方を間違えていてはその効果を最大限発揮することは難しいです。ほとんどの美白美容液には、ボトルの裏面やパッケージに使い方が記載されており、その用法・容量は守りましょう。また、肌の質は人によって違うので、体調や気候などによっても左右されます。使用して痛みを感じたり腫れたりした場合は、すぐに使用を中止しましょう。ぬるま湯で強くこすらずしっかり洗い流し、痛みや腫れがひかないようであれば、皮膚科で診察を受けてください。
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