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生理周期で排卵日を予測!生理後はいつが妊娠しやすい時期?
女性の身体には、ホルモン分泌の変動にともなった生理周期があります。その中で、もっとも妊娠しやすい時期はいつでしょうか?ドクター監修のもと、妊娠しやすい時期と排卵日の調べ方について解説します。
女性の身体は、エストロゲンとプロゲステロンという2つの女性ホルモンによってコントロールされています。ホルモンバランスにともない一定のサイクルで身体の変化が起こることを、生理周期と言います。ここでは、生理周期の中でもっとも妊娠しやすい期間と、その調べ方についてご紹介します。
25日~38日の生理周期で妊娠しやすい期間とは
女性の身体は、通常25日から38日の周期で妊娠できる状態を作っています。これを、生理周期と言います。生理周期を細かく分けると、以下の4つの期間に分類できます。
- 月経期
- 生理(月経)期間。古い内膜を排出している期間です。
- 増殖期(卵胞期)
- 卵胞が育てられて新しい子宮内膜が少しずつ厚くなっていく期間です。
- 排卵期
- 卵巣から排卵がおきる期間です。
- 分泌期
- 子宮内膜がふかふかになって着床しやすい期間です。
生理周期が28日である場合は、生理が始まってから約2週間後が排卵日にあたります。そして、排卵日の4~5日前から排卵日までが妊娠しやすい時期といわれています。中でも、排卵日の2日前から排卵日前日が、もっとも妊娠しやすいとされています。
排卵期は女性ホルモンと言われる「エストロゲン」の分泌がピークに達して、卵巣から卵子が排出される時期です。エストロゲンの働きにより子宮内膜が厚くなっており、着床しやすくなっています。また、おりものの量も増えるため、精子が子宮内部へと移動しやすいです。排卵日=妊娠しやすい日と思っている人も多いですが、排卵日より前にタイミングをとる方が妊娠しやすいので、排卵日を予測したうえで、その1~2日前に性交を行うことが大切です。
排卵時期を正確に知る方法
正常な生理周期の中でも、もっとも平均的な28~30日周期の場合、排卵日は生理開始から12~14日頃となります。とはいえ、生理周期には個人差がありますし、排卵日がずれることもあります。できるだけ正確に予測するには、次のような方法をとるといいでしょう。
毎日、基礎体温表を記録する
女性の体温は、ホルモンバランスによって高温期と低温期の二層に分かれています。低温期とは、生理が始まり排卵が起こるまでの期間のことで、高温期は排卵後から生理前までの期間を指します。体温が上昇し始めたら排卵が起きた証拠となるので、毎日基礎体温をつけることで排卵日がいつだったのかを知ることができます。ただし、基礎体温では排卵があったことはわかりますが、未来の排卵日の予測は難しいです。生理周期が一定の場合は、ある程度の予測を立てることも可能ですが、確実とは言えません。
排卵検査薬を使用する
市販されている排卵検査薬を使うと、より正確に排卵日を予測することができます。排卵検査薬は、尿の中に含まれているホルモンの量を測ることで、ある程度排卵日を特定することができます。通常は、排卵の24時間前に黄体形成ホルモン(LH)が急激に増える「LHサージ」が起きます。このとき、尿中のLHも一気に増えるため、排卵検査薬は陽性を示します。毎朝、検査薬を確認して陽性が出たら、その日が好機ということになります。ただし、毎日陽性が出る人、陽性がでないまま排卵してしまう人もいるので、完全に予測できるわけではありません。
病院で排卵を確認する
病院で排卵の有無を確認し、予測を立ててもらうこともできます。これが、もっとも確実な予測方法です。自分で排卵日を予測して性交を行うタイミング法を何度か試しても妊娠が成立しない場合は、排卵を正確に予測できていない可能性があります。このようなときは、医療機関で排卵の有無を確かめてみましょう。
基礎体温で体温が2層に分かれず低温が続く場合や、高温期が短かかったり、ガタガタしていて高温と低温をくり返している場合はホルモンが乱れている可能性があります。このようなときも、医療機関を受診しましょう。受診した際は、主に以下のような方法で排卵の有無を確かめ、排卵日の予測をたてます。
血液検査でホルモンの分泌量を調べる
血液検査をすることで、排卵に関与するホルモンの分泌量や他の疾患がないかを調べることができます。生理周期によりホルモンの分泌量が変化するため、それぞれの時期に合わせて何度か採血を行います。
超音波検査で子宮や卵巣の状態を確認する
超音波プロープを膣から挿入して、子宮や卵巣の状態、疾患の有無を確認します。排卵能力や排卵有無の確認ができ、排卵している場合は卵巣の中のたまごの入ったふくろ(卵胞)の大きさを測ることで、排卵日をかなり正確に予測することもできます。
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