内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
鼻の毛穴が黒ずむ「いちご鼻」を解消するための効果的な洗顔・毛穴ケア
鼻の毛穴の黒ずみを気にしている人は、男女を問わず多いようです。正しい洗顔やクレンジングで黒ずみを予防しましょう。今回は、ドクター監修のもと毛穴の黒ずみの原因と、スキンケアにおける効果的な対策をご紹介します。
毛穴には、汗を出して体温を適温に保ったり、体の健康を維持したりするという大切な役割があります。しかし、しっかりとしたお手入れをしていなかったり肌のターンオーバーが乱れたりすることで汚れが溜まりやすくなります。その結果、毛穴の黒ずみを作る原因となってしまうのです。
鼻の毛穴が黒ずむ「いちご鼻」の原因
顔には1センチ四方の中に約100個もの毛穴があるといわれています。汗を分泌することで体温を調整したり、体の中に貯まっている老廃物を排出したりします。また、皮脂を分泌することで肌の乾燥を防ぐのはもちろんのこと、空気中にある雑菌などから肌を守る役割をしています。つまり毛穴があることで、バリア機能とデトックス機能が働いていることになります。
このように重要な機能を持つ毛穴に、汚れや皮脂が詰まることで、毛穴が黒ずんで鼻がいちごのようにみえる「いちご鼻」なってしまいます。毛穴に黒ずみができる原因としては、次のようなことが考えられます。
角質層のターンオーバーの悪化で毛穴に皮脂が溜まる
一定の周期で表皮が新しく生まれ変わるはずのターンオーバーが正常に行われなくなることで、毛穴に汚れが溜まったままの状態が続いてしまいます。この状態が長期間続くことで皮脂の塊が酸化してしまい、黒く変色してしまいます。
毛穴の皮脂の分泌量が多い
統計学的に、毛穴の黒ずみが目立つ人は目立たない人に比べると、皮脂の分泌量が多いことが分かったそうです。その中でも不飽和遊離脂肪酸が特に多く、毛穴のつまりが起こりやすい皮膚の状態になってしまっていると考えられています。
過度なケアや紫外線により黒ずんで見える
過度なケアや日中に浴びる紫外線などの刺激により、肌にメラニンが蓄積されてしまっている状態です。毛穴に汚れや皮脂がつまっているわけではないのに、黒ずみがあるように見えてしまいます。
鼻の毛穴の黒ずみを解消する効果的な洗顔方法
毛穴の黒ずみを解消するには、肌のバリア機能とデトックス機能を正常に機能させることが大切です。そのためには、水分量と皮脂量のバランスを整えて肌を清潔に保つようにしましょう。まずは、次のようなことに気をつけながら洗顔やクレンジングを行うといいでしょう。
鼻の毛穴を開くために洗顔前に蒸しタオルを
洗顔を始める前に、電子レンジなどで温めた蒸しタオルを顔に当てるようにします。こうすることで、毛穴が開き、毛穴の中に潜り込んでいる汚れを落としやすくする効果があるといわれています。
毎日きちんとクレンジングを
女性の場合、毎日のメイクで肌に余分な汚れが溜まりやすくなっています。この汚れをしっかりと落とさないと毛穴の中に汚れが蓄積されてしまい、角質層のターンオーバーに影響を与えてしまいます。まずは、毎日のクレンジングを欠かさず行うことが大切です。
ゴシゴシこすったり長時間の洗顔は控える
肌の汚れを落とすために、ごしごしこすったり長時間洗顔を続けたりすると肌が傷つく原因となります。肌が傷つくことで必要な皮脂まで流され、乾燥しやすくなるといわれています。また、角質層にあるセラミドや天然保湿因子まで洗い流してしまうと、肌のハリやツヤにも影響します。そのため、肌をこすらないように優しく洗い、洗顔の時間はなるべく短時間で終わらせるようにするといいでしょう。
ぬるま湯で洗顔するのがベター
洗顔をするときに冷水を使うと、開いた毛穴を引き締めることができます。しかし、汚れが落ちていない状態で毛穴を引き締めると、汚れを閉じ込めてしまう場合があります。また、熱すぎるお湯を使うと汚れの落ちはいいものの、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があります。洗顔をするときは30~35度くらいのぬるま湯を使うと、肌を正常に保つことができるでしょう。
毛穴の黒ずみにはピーリング石けんを
毛穴の黒ずみは、タンパク質でできているため、洗顔やクレンジングではあまり効果がありません。毛穴の黒ずみをとりのぞきたい場合や黒ずみ対策をしたい場合は、タンパク質を分解する力のあるピーリング成分の含まれている石けんや酵素が配合されているせっけんを使うといいでしょう。ただし、このようなケアを毎日続けると、かえって肌を傷つける原因となるのでスペシャルケアとしてとり入れることをおすすめします。
鼻の毛穴の黒ずみに効果的な毛穴ケア
洗顔後の肌は乾燥しやすくなっています。そのままにしておくと、肌の水分量と皮脂量のバランスが崩れてしまうことに繋がります。洗顔が終わったら化粧水などで十分に保湿を行い、肌に必要な水分を補給するようにしましょう。また、紫外線も肌にとっては大きなダメージとなりターンオーバーを乱す原因となります。紫外線対策は、毎日の保湿と同様に行うようにするといいでしょう。
改善しないときは皮膚科に相談を
毛穴の黒ずみは、毎日の洗顔やクレンジングを正しく行うことで防ぐことができるといわれています。毎日のケア方法を見直して、肌のバランスを整えるように心がけましょう。また、なかなか改善しない場合は、皮膚科や美容皮膚科に相談してみるのもひとつの手段です。
オススメ記事
- 関連するオススメ記事がありません。
スキンケア基礎講座
- スキンケア基礎講座
- アロマテラピー
- クレンジング
- サプリメントの基礎
- サプリメントを学ぶ
- スカルプケア
- スキンケアの基本
- ヘア・髪の知識
- ボディケア
- 妊娠・出産・産後の肌
- 心とスキンケア
- 更年期のスキンケア
- 産後の肌とスキンケア
- 美容・美肌
- 美容によいとされる植物
- 美容成分の基礎知識
- 美白・抗酸化
- 美肌をつくる化粧品の基本
- 美顔器を使ったスキンケア
- 肌と女性ホルモン
- 赤ちゃんのスキンケア
- 頭皮のケアについて
- メイク講座
- 悩み別講座
- アトピー性皮膚炎
- いぼ
- かゆみ・皮膚掻痒症
- シミ・そばかす
- シワ
- すそわきが
- その他の発疹・皮膚病
- たるみ・ほうれい線
- デリケートゾーン
- ニキビ・吹き出物
- ヘルペス
- ほくろ
- まつげのトラブル
- むくみ
- わきが
- 体臭
- 便秘・デトックス
- 傷・傷跡
- 冷え性
- 口内炎・口周辺のトラブル
- 多汗症
- 女性のお悩みボディケア
- 性病・性感染症
- 日焼け・紫外線対策
- 毛嚢炎
- 毛穴・角栓
- 水虫・皮膚真菌症(白癬)
- 汗・ニオイ
- 湿疹・皮膚炎
- 火傷(やけど)
- 生理痛・生理前の不調
- 白斑
- 目の周辺のトラブル
- 粉瘤(ふんりゅう)
- 糖質制限
- 美白・くすみ・目の下のくま
- 肉割れ
- 肌のハリ・ツヤ
- 脱毛・ムダ毛処理
- 花粉症
- 蕁麻疹(じんましん)
- 虫・害虫の皮膚トラブル
- 赤ら顔
- 靴擦れ
- 頭皮疾患・脱毛症
- 顔の傷
- 顔太り
- 用語集
- お肌&からだ・用語
- スキンケア・用語
- 化粧品・用語
- 美容成分・用語
- 男の美容講座
- お悩み&トラブル肌講座
- メンズスキンケア基礎講座
- 育毛
- 美容医療
- アンチエイジング
- くま・目の下のくま
- シミ(しみ)・肝斑
- しわ(注入治療)
- タトゥー(刺青)除去治療
- たるみ・ほうれい線治療
- ニキビ治療
- バスト・胸のお悩み
- ボトックスの治療
- わきが(ワキガ)のお悩み
- 二重手術
- 切らない脂肪吸引・部分痩せ治療
- 女性の増毛(植毛・ウィッグ)
- 脂肪吸引
- 赤ら顔・肌の赤み
- 鍼灸(しんきゅう)治療
- 肌タイプ別講座