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鼻の黒ずみをとる3つの方法について
鼻の毛穴の黒ずみは、いちご鼻ともいわれています。ファンデーションの仕上がりに影響するため、しっかりケアしたい方は多いのではないでしょうか。日ごろからできる鼻の毛穴の黒ずみケアについて、ドクター監修のもと解説します。
鼻の周りは毛穴が多く、汚れが溜まりやすいため黒ずみが目立ちやすい部分となります。また、加齢にともない肌の水分量が低下することで、毛穴の形が変形し黒ずみを感じやすくなるようです。そのような鼻の毛穴の黒ずみをとる方法を3つご紹介します。
鼻の黒ずみをとる洗顔方法
鼻の黒ずみをとるうえで、皮脂の汚れをしっかり取り除く洗顔は大切なステップです。ついゴシゴシと洗いたくなるかもしれませんが、それはおすすめできない洗い方です。毛穴詰まりを改善するうえで逆効果になる洗い方と、正しい洗顔方法をご紹介します。
鼻の黒ずみを取るのに避けたい洗い方
鼻の黒ずみを取りたいとき、以下のような洗い方は逆効果になります。
- ごしごし強くこすること
- 洗顔の時間を長くすること
- ピーリングや酵素洗顔をしすぎること
なぜ逆効果になるのか見てみましょう。
- ごしごし強くこすること
- 毛穴の汚れは強い力でごしごしとこすっても落ちません。それどころか、肌に必要な皮脂まで洗い流してしまったり、肌を傷つけたりするおそれがあります。
- 洗顔に時間をかけすぎること
- たっぷりと長い時間をかけて洗顔することも、ごしごし洗うのと同じく、必要以上に皮脂を取りすぎるおそれがあります。洗顔にかける時間の目安は、後ほど正しい洗顔方法の中でお伝えします。
- ピーリングや酵素洗顔をしすぎること
- スクラブの入ったピーリング剤や酵素洗顔料を使った洗顔は、古い角質を取り除いて肌のターンオーバーを促す効果が見込まれます。しかし、必要以上に行ってしまうと、肌にダメージを与え、敏感肌などの肌トラブルにつながる可能性が考えられます。市販のピーリング剤であれば、メーカーが推奨する頻度で行うことが大切です。
鼻の黒ずみを取る正しい洗顔方法
鼻の黒ずみや汚れ、毛穴詰まりを改善するため、正しい洗顔方法をご紹介します。
- 手をきれいに洗います。
- 洗顔料をたっぷりと泡立てます。
- 鼻をはじめ、皮脂の多いTゾーンに泡を乗せ、優しく洗います。
- 40秒ほどかけて顔の全体を洗います。
- 体温くらいのぬるま湯で、細かい部分にも洗顔料が残らないようしっかりすすぎます。
- 清潔なタオルを、水を吸わせるように当てます。
- すぐに保湿ケアを行います。
鼻の黒ずみが気になる方の中には、皮脂やベタつきが気になって保湿をしないという方もいるかもしれません。しかし、皮脂の分泌が多くなっている背景には乾燥肌が隠れていることも多くあります。そのため、保湿ケアは必ず行いましょう。
鼻の黒ずみをとる毛穴パック
鼻の黒ずみや汚れを手っ取り早く取る方法として、毛穴パックを思い浮かべる人も多いでしょう。毛穴パックには、シートタイプのパックを貼り付けてピリピリと剥がすタイプのものや、洗い流すタイプのものがあります。そのほか、オロナイン軟膏を使ったパックやワセリンを使ったパック、ハンドクリームを使ったパックなども話題になりましたが、効果は期待できるのでしょうか。それぞれについて見てみましょう。
シートタイプの毛穴パックの特徴
シートタイプの毛穴パックは、小鼻や眉間などを濡らして専用のシートを貼り、乾かして剥がすものが一般的です。以下のような特徴があります。
- 汚れが取れるのが目で見てわかる
- シートを剥がすときに皮膚への刺激が大きい
- 必要な皮脂も取ってしまう可能性がある
- 使い過ぎによって毛穴がゆるみ、かえって汚れが溜まりやすくなる可能性がある
シートタイプの毛穴パックを使う場合は、メーカーが定めている使用回数を守ることが大切です。また、シートをゆっくり剥がし、そのあとは毛穴を引き締める効果が期待される収れん化粧水を使うとよいでしょう。
洗い流すタイプの毛穴パックの特徴
洗い流すタイプの毛穴パックは、皮脂を吸着する天然の泥などを塗り、洗い流すものが一般的です。以下のような特徴があります。
- 顔に限らず、ニキビのできやすい胸や背中をはじめ全身に使える
- 洗浄力が強く、パック後は乾燥しやすい
洗い流すタイプの毛穴パックを使う場合は、洗い残しがないようにしっかりとすすぐことが大切です。また、パック後はいつも以上に保湿ケアをしっかり行いましょう。
オロナインは効果を期待できるか
世間では、オロナインがいちご鼻に効果的という話もあります。これは本当なのでしょうか。
オロナインは、殺菌や抗菌の作用がある軟膏タイプの医薬品です。オリーブオイルやワセリンなどの油脂類、界面活性剤も配合されています。毛穴に詰まった皮脂やニキビによいといわれていますが、医薬品としての目的からは外れた用途です。医薬品である以上、製品としての目的から外れて使用することで、肌の赤みや発疹、かゆみといった異常が起こる可能性は否定できません。
このほか、ワセリンやハンドクリームを使ったケア方法も広がっているようです。
綿棒にオリーブオイルをつけて行なう小鼻ケア
綿棒を使ってオリーブオイルを肌になじませ、洗顔するケアも話題です。この方法は、人間の皮脂に近いオリーブオイルと毛穴の皮脂がなじむことで、毛穴に詰まった皮脂を取り除けるものだといわれています。ただし、医学的な証明は現状では行われていないようです。
オリーブオイルと綿棒を使った毛穴ケアの方法には、メリットとデメリットがあります。
メリット
- 細かい部分まで行き届く
- 肌への負担が少ない
デメリット
- 綿棒を強く肌に当てると肌荒れを招く場合がある
- 毛穴の奥に詰まった皮脂までケアするのは難しい
鼻の場合、小鼻の細かい部分は指でのケアが行き届きにくい部分と言えます。そのような部分に届くのが、綿棒の特徴です。
まとめ
鼻の黒ずみがなかなか改善されない場合は、皮膚科や美容外科などでケミカルピーリングやレーザーといった治療を受けることも可能です。セルフケアでは除去できない黒ずみが気になる場合には、医師に相談してみるといいでしょう。
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