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ヘルペスウイルスの種類について

更新日:2017.04.14
公開日:2017.03.31
ドクター画像
この記事の監修者
おおり医院 院長 大利昌久

ヘルペスウイルスには多くの種類があり、さまざまな感染症を引き起こします。どの病気がどのようなヘルペスウイルスと関係しているのでしょうか。ヘルペスウイルスについてドクター監修による本記事で説明します。

ヘルペスウイルスにはたくさんの種類があります。よく知られている病気から知名度の低い病気まで、実はヘルペスウイルスがかかわっているかもしれません。今回は、まずヘルペスウイルスについてお伝えしたあと、身近に接するヘルペスウイルスについて詳しく説明します。

ヘルペスウイルスとは

ヘルペスウイルスはいくつかの種類があります。数多くあるヘルペスウイルスのうち、人に感染するヘルペスウイルスは8種類あるとされています。感染するウイルスによって症状が異なるのが特徴です。

ヘルペスウイルスの種類

ヘルペスウイルスにはどのような種類があるのでしょうか。ウイルス名と病気をあわせて紹介します。

単純ヘルペスウイルス1型

口唇・角膜ヘルペス、ヘルペス性歯肉口内炎、カポジ水痘様発疹症といった病気の原因となるウイルスです。感染力は強く、症状がでているときは患部からヘルペスウイルスが放出されます。また、症状がでていないときも体液にヘルペスウイルスが含まれていることがあります。

単純ヘルペスウイルス2型

性器ヘルペスの原因となるウイルスです。患部や体液はヘルペスウイルスを含むことがあるため、性行為で感染が拡大します。

水痘・帯状疱疹ウイルス

水ぼうそうや帯状疱疹の原因となるウイルスです。小児の間にほとんどの人が感染します。特に、水ぼうそうは一度かかると二度とかからないとされています。大人になってから発症すると重症化することが多いので注意が必要です。

EBウイルス

伝染性単核症の原因となるウイルスです。「エプスタイン・バーウイルス」というのが正式名称です。EBウイルスは唾液の中に潜伏しているため、キスでうつるとされていることから「キス病」といわれています。幼いうちに感染すると症状がでないことが多いです。三大症状とされているのが、のどの痛み、発熱、リンパ節の腫れがあげられます。重症化すると脳炎など命の危険があるので油断は禁物です。

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