美容・健康の悩みを少しでも解消し、前向きな毎日を提供する

更新日以降、情報の更新が停止しております。
内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。

傷んだ髪は修復できる?正しいケア方法

更新日:2018.01.19
公開日:2017.04.23
ドクター画像
この記事の監修者
いなばクリニック 院長 稲葉岳也

一度髪が傷んでしまうと改善することができるのかどうかわからないという人は少なくありません。髪質を改善するための方法を理解しておくと、早く改善することができるかもしれません。髪質改善についてドクター監修の記事で解説します。

髪は、傷んでしまうと修復が不可能なのか、髪質を改善させる方法や、髪質を傷めないケア方法などについて詳しく解説していきたいと思います。

傷んだ髪は修復されないのか

髪は一度傷んでしまうと修復することができるのかを解説します。

髪が痛む原因

髪が傷む原因というのはさまざまなものがあります。その中でも特に誤ったシャンプーやトリートメント、そしてブラッシングが原因で引き起こされる可能性があるといわれています。シャンプーやトリートメント、ブラッシングは本来髪をケアして美しくするためのものです。しかし、使い方を誤ったり、自分の髪質にあっていないアイテムを使用すると逆に髪を傷めてしまう可能性があるのです。

シャンプーで髪が傷んでしまう理由

髪には、複数の保護成分があり、それらがキューティクルを守ります。しかし、誤ったシャンプーをすることで、保護成分が取り払われてしまい、キューティクルをはがしてしまうことがあります。さらに、頭皮についても髪と同様であり、保護成分が無くなるとシャンプーが奥へと浸透してしまい、毛根にダメージを与えてしまうといわれています。

髪が傷んだ状態の根本的な改善方法

根本的に髪質を改善するためには、いい髪が生えてくる環境を作ることと髪を傷めさせない環境を作る必要があります。そのためには、シャンプーやトリートメント、ブラッシング方法などトータル的に考えてヘアケアをしていく必要があるようです。

髪を傷ませないためのシャンプー方法

髪を痛ませないためには、どのようにシャンプーをすればいいのかについて詳しく解説していきます。

自分にあったシャンプーを選ぶ

シャンプーには、スーパーやドラッグストアで購入できるものから、美容室などのサロンで購入することができるものまで幅広くあります。単純に髪を洗浄したいだけであれば、市販の物でいいのですが、髪が傷んでいる場合は、自分の髪質にあったシャンプーを使用するほうがよいといわれています。サロン用のシャンプーの場合、傷んだ髪に適しているものも多いです。ただ、適切に使用しないと効果が期待できないこともありますので、サロン用のシャンプーを購入する際には、しっかりと使い方を教えてもらうようにしましょう。

正しい方法でシャンプーをする

まず、シャンプーをする前にブラッシングをするようにしてください。ブラッシングをすることで、髪のもつれを整え、汚れを落とす効果が期待できます。そして、しっかりと髪をすすいだ後にワンプッシュ程度のシャンプーをしっかりと手のひらで泡立ててから洗いましょう。洗う際には、指の腹で頭皮をマッサージするイメージで丁寧に洗うようにしましょう。この時に爪を立ててしまうと頭皮を傷つける可能性がありますので気をつけましょう。

また、頭を洗う際に気をつけておきたいこととして、下を向いて逆毛の状態で洗うとキューティクルを傷つける可能性があります。そして、洗い終わったら、すすぎ残しの無いようにしっかりと洗い落としましょう。もし、ワックス等を使用している場合は、2度洗いをしてもかまわないといわれています。

傷んだ髪の乾かし方

髪が傷んでいる場合、髪の乾かし方にも注意が必要です。

髪の毛より頭皮を乾かす

髪を乾かすというよりも、頭皮を乾かすイメージでドライヤーを当てるようにしましょう。頭皮というのは、湿気によって菌がわきやすいです。しっかりと乾かすようにしましょう。また、塗れた髪をあまり動かすと、髪が傷つきやすいです。ドライヤーを動かして、乾燥させるようにするとよいでしょう。さらに、シャンプーのときと同様にキューティクルの流れと逆に風を当てると傷つきやすいですので、頭頂部から下に向かって風を当てるようにしてください。

8割程度でやめる

髪を乾燥しすぎてしまうと髪の水分が不足してしまう可能性があります。8割程度乾いたら、残りは自然乾燥させるようにしましょう。

効果的なブラッシング方法

効果的なブラッシング方法について解説します。

豚毛のブラシを使用する

頭皮にやさしい豚毛などの静電気が発生しなくて柔らかいブラシを使用するようにしましょう。金属製のブラシは、頭皮を傷つける可能性があります。プラスチック製やポリエチレン製のブラシは静電気が予防されているブラシであれば使用に適しています。

力を入れずにブラッシングする

ブラッシングをする際には、力を入れすぎないように心がけましょう。髪が絡まっているのに無理にブラッシングしてしまうと、髪を傷つけてしまい枝毛や切れ毛になる原因ともいわれています。髪が引っ掛かっている場合は、ブラシを一度外して指で優しくほどくようにするとよいでしょう。

オススメ記事

  • 関連するオススメ記事がありません。

スキンケア基礎講座