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鼻の横や下にニキビができる原因と治し方
鼻ニキビは顔の真ん中にできるので、目立ってしまいます。鼻ニキビとはどういったメカニズムで発生するのでしょうか。ここでは、鼻ニキビの原因や症状、治療法や予防法についてドクター監修の記事でお届けします。
鼻にニキビができると、目立ったり痛んだりして憂鬱になりがちです。鼻ニキビはなぜ発生してしまうのでしょうか。また、予防法はないのでしょうか。鼻ニキビについて、原因や症状、治療法、予防法について見てみましょう。
鼻の横や下にできるニキビの特徴
鼻ニキビとは、鼻や鼻の横、鼻の下などに発生するニキビです。これらの部位は皮脂腺が多いため、肌トラブルがおこりやすい場所です。鼻にできるニキビは思春期のころが多いですが、鼻の下にできるニキビは大人になってから頻発します。もちろん、大人になって鼻のニキビが発生することもあります。
鼻の横や下にニキビができる原因
鼻のニキビについて原因には、以下のものがあげられます。
ホルモンバランスの乱れが原因
不摂生な生活や生理前など、ホルモンバランスが乱れる時期があります。皮脂の分泌は、ホルモンに左右されるため鼻ニキビができやすくなります。
ファンデーションの洗い残しが原因
鼻は平坦でないため、クレンジングや洗顔の際に洗い残しがでやすい部位です。ファンデーションが残ってしまったり、クレンジングオイルや洗顔料がたまってしまいます。
鼻への刺激が原因
鼻をかむ、無意識に小鼻をさわるなど鼻に刺激を与えてしまうことで鼻ニキビが発生します。ティッシュや手に雑菌がついていると、さらに症状が悪化するおそれがあります。
鼻の横や下にできるニキビの症状
鼻のニキビの症状について見ていきましょう。
4段階で進行するニキビの症状
ニキビには4段階あり、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビの4段階で進行します。鼻は、皮脂腺が多いため、赤ニキビや黄ニキビまで進行してしまうことがあります。赤ニキビは、アクネ菌が炎症をおこして赤く腫れた状態です。黄ニキビは、毛穴が膿んでしまった状態です。
毛穴拡大で現れるイチゴ鼻の症状
鼻ニキビの炎症や膿みが緩和されても、毛穴が拡大するといった症状が残ることがあります。俗にいう「イチゴ鼻」の原因になります。
鼻の横や下にできるニキビの治し方
鼻のニキビの治療法を紹介します。
ニキビ用化粧水で早めに治す
ニキビ用の化粧水で症状の改善が見込めることがあります。白ニキビや黒ニキビといった軽症のニキビに効果があるため、早めの対処をおすすめします。
角質の硬化を防ぐ薬「ディフィリンゲル」
ディフィリンゲルとは、角質が硬くなるのを防ぐ薬です。皮膚科に行くと、異常な角化を抑制する目的で処方されることがあります。
根本的に治すホルモン治療
ホルモンバランスが乱れると鼻ニキビにつながるため、鼻ニキビの根本的な治療はホルモン療法が用いられます。ホルモン治療では、ニキビができにくい肌をつくることができるのでおすすめです。
鼻の横や下にできるニキビの予防法
鼻ニキビを予防するセルフケアについて紹介します。
触る・こするなど刺激を与えない
鼻をさわるくせのある人は、さわらないようにしましょう。また、タオルでごしごしと強くこするのも厳禁です。鼻をかむ機会が多い人は、なるべく肌ざわりがよいティッシュを使うようにしましょう。
手で触らず泡で洗顔する
たっぷりの泡で顔を洗うと、手が直接、肌にふれないため刺激を与えずにすみます。はじめから泡で出てくる洗顔料を使う、泡立てネットを使うといった方法で洗顔しましょう。
鼻の横や下を保湿する
鼻は、乾燥すると皮脂を過剰に分泌し鼻ニキビになってしまいます。そのため、入浴後や部屋が乾燥しているときは、鼻に化粧水や乳液を塗って保湿しましょう。また、ティッシュなどで皮脂をおさえてから行うと効果が期待できます。乾燥は新陳代謝の低下も招くため、角質が毛穴に残りやすくなってしまいます。十分に保湿しましょう。
リラックスする
ホルモンバランスが乱れて男性ホルモンが優位になると、鼻ニキビが発生しやすくなります。アロマをたく、目を閉じて横になる、お気に入りの紅茶を飲むなど自分がリラックスできる方法をためすことが大切です。リラックスした状態では、女性ホルモンが優位になるためです。日ごろ気をはりつめて生活している人は、肩の力を抜く時間を作るといいでしょう。
生活習慣を見直す
栄養バランスの偏り、睡眠不足、暴飲暴食といったことでホルモンバランスが乱れている可能性があります。日ごろから規則正しい生活につとめましょう。また、足りない栄養素はなるべく食事で補うべきですが、場合によってはサプリメントをうまく活用するとよいでしょう。なかなか寝られない人は横になるだけでもいいので体を休めましょう。
これまで、鼻ニキビの原因や症状、治療や予防についてご紹介してきました。鼻ニキビは目立つため、跡にのこると改善するまで大変です。原因や予防法を理解し、早い段階からケアや治療を行いましょう。
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