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春からはじめる、本格的な紫外線ケア

更新日:2016.12.09
公開日:2013.03.28
ドクター画像
この記事の監修者
西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗

乾燥する冬が終わり、春がくれば今度は紫外線が降り注ぐシーズン!3月頃からの紫外線量は9月とほぼ同じなので、油断していると紫外線による肌老化につながります。春からの紫外線ケアを、ドクター監修の記事で解説していきます。

3月に入ると気温も徐々に上がり、外に出てポカポカと温かい日差しを感じると、春の到来を実感します。もうすぐ桜もみられるし…と、春は人を浮かれた気持ちにさせてくれますね。

でも、紫外線量が急増するのもこの時期で、3月の紫外線量は残暑のキツイ9月とほぼ同等なのです。柔らかな春の日差しの中にも、かなりの量の紫外線が降り注いでいますから、油断は大敵です。しわやシミの原因となる紫外線対策は、今のこの時期から心して取り組んでいきましょう。

春にすべき紫外線ケア

紫外線量は急増するとはいえ、乾燥と寒さの厳しかった冬に比べると、春はお肌にも快適なシーズンです。真夏の強烈な日差しと違い警戒心は湧いてきませんが、対策を先延ばししないことが肝心です。冬場は乾燥対策に重点を置いたスキンケアだったかと思いますが、春からは乾燥対策だけでなく、紫外線対策にチカラを入れていきましょう。

まず、外出前には日焼け止めの使用は必須です。特に、紫外線を浴びやすいTゾーンは意識して、目元や首筋も忘れずに守るようにしてください。紫外線は上からだけでなく、反射して四方八方から飛び交っていますから、首筋やあごのあたりのガードもお忘れなく。

日焼け止め化粧品に表示されている「SPF」や「PA」は、紫外線をカットしてくれる基準です。数値が大きいものほど長時間紫外線をカットしてくれます。しかし、数値が大きくなるほどお肌への負担も大きくなるため、日常使いなら「PA+」「PA++」や「SPF15~25」のものを選び、こまめに塗りなおすといったケアがオススメです。

紫外線対策グッズを取り入れましょう

そして、日焼け止めを塗った上でのケアとして、様々な紫外線対策グッズを利用するのもオススメです。日差しの強い日や長時間外で過ごす場合は、日傘や帽子、腕や首回り用の衣類にも紫外線を遮断するものが市販されていますから、この時期から取り入れてみるといいと思います。

春は外出するのが気持ちのいい季節ですが、10年後にシミ・シワで泣かないためにも、きっちりと紫外線ケアを習慣づけましょう。

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