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アトピーによる赤ら顔について

更新日:2015.09.15
公開日:2013.10.21
ドクター画像
この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

アトピーによる赤ら顔には、どのような特徴があり、どのような原因が潜んでいるのでしょうか。意外にも、薬の副作用も絡んでいました。ここではドクター監修の記事で、アトピーによる赤ら顔について解説します。

赤ら顔には、さまざまなタイプがあり、それぞれ原因も異なります。その中でも、特にアトピーによる赤ら顔には、どのような特徴があるのでしょうか。今回は、アトピーによる赤ら顔について解説します。

アトピーによる赤ら顔の特徴

一般的に、アトピー性皮膚炎では、皮膚の慢性的な炎症に対して、その炎症を抑えるために、皮膚科において外用薬や内服薬で治療が行われることになります。しかし、治療が行われ、アトピーが改善した後も、皮膚がカサカサの状態のままであったり、色素沈着を起こしてしまったり、赤ら顔になってしまうといったお肌のトラブルに見舞われている方も多くいます。とはいえ、アトピーが改善してしまえば、その後のお肌のトラブルについてはそれほど重視されないことが多いようです。しかし、実際には、アトピーの後遺症による赤ら顔で悩まれている方も、多く存在するのです。

アトピーによる赤ら顔の原因

アトピーによる赤ら顔は、アトピーができていた跡が赤く残ってしまう場合と、他に、ステロイド剤によるものが考えられます。なぜなら、ステロイド剤には、毛細血管を拡張するという副作用があり、これが原因で赤ら顔になってしまったり、顔がパンパンにむくんでしまったりするのです。
ステロイド剤とは、人間の体の中で分泌されている副腎皮質ホルモンと同じ働きを持つものです。それゆえ、体のホルモンバランスが崩れて、深刻な副作用があらわれるといわれています。アトピーが治まった後、その治療薬としてステロイド剤を使用していた方が、副作用で赤ら顔になってしまい、それが残ってしまい困っているというケースも多いのです。

アトピーによる赤ら顔のケア方法

現在、医療機関においては、アトピーによる赤ら顔のケア方法として、フラッシュ光線を使用した治療が行われています。アトピーによる赤ら顔、色素沈着、乾燥肌、お肌のきめの粗さなどは、このフラッシュ光線で治療を行うこともあります。実際、アトピーによる赤ら顔が、フラッシュ光線治療を受けることによって改善したという事例があります。

※その他の赤みや肌荒れの原因について詳しく知りたい方は、「菲薄化(ひはくか)」や「ビニール肌」の記事をご参照ください。

また、赤み・肌荒れのケア方法は「顔の皮膚がヒリヒリ・ピリピリ痛い時の正しいケア方法」や「赤ら顔を改善するための化粧品えらび」をご参照ください。

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