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できてしまった指のささくれの処理方法
更新日:2017.03.31
公開日:2013.11.13
この記事の監修者
松下皮フ形成外科 院長 松下博明
特に冬場に発生する指のささくれ。放っておくと、知らない間に何かに引っかかって皮膚が割けて出血してしまうことも。更に、色々なものを触る手には菌がたくさん存在しますが、その菌が侵入して炎症が起きることもあります。「たかがささくれ」と思わず、発見したらなるべく早く正しい処理を行うようにしましょう。
ささくれが悪化すると感染症になることも!
よくある指先のトラブル「ささくれ」。ささくれを指で引っぱったり、ストッキングなどに引っかけてしまうと、皮膚が余計に割けて傷が広がってしまいます。そこから菌が入り、炎症を起こすと、腫れたり膿が溜まって激しく痛む場合も!
「たかがささくれ」と軽視せず、見つけたらなるべく早く正しい処理を行いましょう。
ささくれの正しい処理方法
(1)ささくれを切る道具を消毒
細かいところのカットに適した、小回りの利くネイルニッパーや眉用のハサミなどを準備し、アルコールや消毒薬で殺菌します。
(2)ささくれを根元からカット
ささくれ周辺もアルコールや消毒薬で消毒したら、ささくれを根元からカットします。手がぶれて、掴んだささくれを引っ張ってしまわないように注意しましょう。
(3)軽度ならしっかり保湿、傷がある場合は絆創膏などで保護
ささくれをカットしたら、傷口がない場合はキューティクルオイルなどを塗ってしっかり保湿。傷がある場合は軟膏などを塗って絆創膏で保護しましょう。
自宅でのささくれ・手荒れ対策については、「正しいハンドクリームとキューティクルオイルの塗り方」をご参照ください。
また、そもそもなぜ指のささくれができるのかについては、「指のささくれの原因と予防法」でご紹介しています。
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