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乾燥肌のメイク術(1) メイク前のスキンケア

更新日:2017.09.14
公開日:2013.12.06
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この記事の監修者
クリントエグゼクリニック 医師 黒田愛美

ファンデがのらない、粉ふきする...そんな乾燥肌の悩みにメイクアップアーティストが解決策を伝授!第1回目は、乾燥肌のメイク前のスキンケア方法についてです。

メイクを美しく仕上げるためにも、まずはスキンケアでお肌自体を整えることがとても重要です。少し手間がかかっても、日々の努力が美肌に繋がりますので、正しく行う習慣をつけましょう。

メイク前の洗顔

酸化した皮脂を洗い流す

「乾燥肌は、メイク前は水やぬるま湯のみの洗顔がよい」といわれていますが、メイクを美しく仕上げるためには、石鹸や洗顔剤を使って軽く洗顔するのがおすすめです。

酸化した皮脂はお肌に悪いだけではなく、化粧崩れの原因にもなります。

皮脂分泌の多い部分をメインに、たっぷりの泡でやさしく短時間だけ洗顔をすれば、肌への負担は最小限に抑えられます。

熱めのお湯で洗い流すと乾燥に繋がるので、温度は極力低めで行いましょう。

洗顔後はタオルで押さえるように拭き取り、摩擦は避けましょう。

正しい洗顔ができてない人は意外と多い

ご存じの方も多い基礎的なことですが、実際には意外と正しくできていない方がほとんどです。メイクの前に、まずはお肌をきちんと整える方法(スキンケア)から見直しましょう。

保湿

次に化粧水、乳液でお肌を整えます。洗顔後の保湿はなるべく早めに行いましょう。

メイク前のスキンケアの順番は、以下が基本です。

  • 化粧水
  • 美容液
  • 乳液
  • クリーム等

しかし、メーカーにより美容液が化粧水より前につけるタイプのこともあるので、メーカーが推奨する手順に従いましょう。

化粧水・乳液はコットンではなく手で

化粧水はコットンではなく手で塗り、手のひらで顔全体を覆うようにして体温で浸透させます。その後乳液も同様に。

乾燥がひどい場合はもう1度化粧水・乳液

それでも乾燥が強い場合、クリームを塗る前に、もう一度化粧水と乳液を同じ手順でつけましょう。つまり、化粧水と乳液のニ度塗りですね。

※乾燥肌の人が知っておくべき化粧水選びのポイントや成分について知りたい方は、「乾燥肌の化粧品選び(3)化粧水」をご覧ください。

クリーム

その後、クリーム等を使用しましょう。目元専用のアイクリームというのも出しているメーカーも多いので、気になる方はお試し下さい。

メイク前のスペシャルケア

メイク前にローションパックやフェイスマスクもお勧めです。コットンに化粧水をひたひたにして、顔に張り付けておくだけのお手軽パックです。市販のシートパックやシートマスクでももちろんOKです。

メイク前のスペシャルパックの注意点

使い方を良く読んだことはありますか?パック時間は10分程度と書かれているはずです。 長くても15分未満の記載かと思います。

理由があっての時間なので、必ず守りましょう。

長時間のパックは角質層の細胞間脂質や天然保湿因子を流出させ、逆に水分が蒸発した後の乾燥を悪化させることがあります。

せっかくメイク前にスペシャルケアをしたのに、実はお肌自体の保湿成分が流出していて、「時間が経ったらお肌がカラカラ」などということがないようにしましょう。

化粧液が残ったパックは首や手に

もったいなくてもパックを外して、残った化粧液は足や腕、首等につけましょう。さらにその後ボディークリームを塗れば完璧です。

特に首や手は年齢が出ますから、ついでにケアして一石二鳥ですね。

お顔はメイクで綺麗でも、首や手に老化が目立つと、コントラストで余計老けて見えてしまいます。メイク前のお手入れは、お顔だけではなく首や手などもしっかり行いましょう。

メイクを綺麗に仕上げるためにも、しっかりとしたスキンケアで美肌を目指しましょう。

次は、乾燥肌の下地やコンシーラーの選び方をご紹介します。

※こちらの記事はメイクアップアーティスト/メイク講師の小野寺舞先生にご執筆いただき、ドクターの監修を経て制作をいたしました。

 

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