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敏感肌のメイク術(2)化粧下地の選び方

更新日:2016.12.09
公開日:2014.01.31
ドクター画像
この記事の監修者
白石ガーデンプレイス皮膚科クリニック 院長 竹中ちひろ

刺激に弱い敏感肌は、化粧下地を選ぶ際にも色々と注意が必要。メイクのプロであるメイクアップアーティストが、敏感肌も多いモデルなどへの豊富なメイク経験を基に、敏感肌が綺麗にメイクを仕上げる化粧下地の選び方を伝授します。内容は医学的見地からドクターが監修しているので、敏感肌の方も安心してお試しいただけます。

化粧下地の目的

化粧下地というのは、ファンデーションの密着効果、整地効果、保護効果を目的としています。

なので、メイクをするなら、化粧下地を使うとよりきれいに仕上がります。化粧下地を使う場合は、低刺激な製品を選ぶようにしましょう。

敏感肌用のミネラルファンデーションなどでは、下地なしでもOKなものなど、肌にたくさん重ね塗りしなくてすむように考えられたファンデーションもあります。

スキンケアの後にすぐに使うことができる敏感肌用のファンデーションもあるので、使用するファンデーションが化粧下地が必要な製品かどうかは、メーカー推奨の方法を確認するようにしましょう。

敏感肌が選ぶべき化粧下地とは?

化粧下地を選ぶ際、以下のような点がポイントになります。

  • UVカット成分配合
  • 保湿成分配合または無添加、敏感肌用
  • 肌色を整える色味
  • お肌に合うテクスチャー

この4つをふまえて、化粧下地を選びましょう。

化粧下地はベースとも呼ばれ、無色のものや肌色のものもありますが、色がついたものもあります。

ポイント(1)敏感肌には紫外線対策が必須

敏感肌の方は摩擦等の刺激や添加物等、さまざまな事に注意をしなければなりませんが、紫外線にも気をつけなければなりません。

紫外線により肌のバリア機能が破壊され、更に肌に負担がかかる場合もあります。

保湿ももちろんとても大切なのですが、紫外線対策の点で、化粧下地にはUVカット効果があるものを使用しましょう。

ただ、「日焼け止めやUVカット効果があるものは肌に刺激が…」と思いますよね。

UVカット効果が高く、紫外線吸収剤が配合されているものは、肌の刺激になることがありますので、成分を確認しましょう。

ただし、乾燥の度合いがひどく、炎症を起こしている箇所がある場合は、刺激になる可能性があるので、使用する前にパッチテストを行いましょう。

体質ではなく角質層のバリア機能の低下によって、お顔などだけが部分的に敏感肌になっている方は、角質層が健全な箇所でパッチテストをしても、顔に塗った時にトラブルが出る可能性があります。

使用する前に、少量をお肌が敏感なところに塗って様子をみて、刺激を感じないかを確認してください。

ポイント(2) 保湿成分配合の化粧下地

敏感肌の方で、乾燥によって角質層のバリア機能が低下し、敏感肌になっている場合は、保湿成分が配合されているものを選びましょう。

具体的に保湿成分は、コラーゲン、セラミド、グリセリン、スクワラン、レシチン等です。

ちなみに、成分を確認した時に成分の量が多い順番に記載がされていますので、保湿成分がどの程度配合されているのか、判断材料の1つになります。

保湿効果、保護効果が高いものは乾燥を防ぐことができます。

ポイント(3) お肌の色に合った下地の色を選びましょう

保湿成分が配合されているかを確認した後、次は色を選びましょう。

「コントロールカラー」というのはご存じでしょうか? コントロールカラーとは、肌色をコントロールし、欠点をカバーするためのものです。

敏感肌の方は頬に赤みが出やすかったり、くすみがちになるので、コントロールカラーで肌色を整えると良いでしょう。

赤みが気になる方はブルーやグリーンのコントロールカラーを使いましょう。

くすみが気になる方はパープルが透明感も出てお勧めです。

※こちらの記事はメイクアップアーティスト/メイク講師の小野寺舞先生にご執筆いただき、ドクターの監修を経て制作をいたしました。

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