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プラセンタ配合の美白化粧品・美容液の効果はどのくらい?

更新日:2017.01.11
公開日:2014.07.01
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この記事の監修者
ノエル銀座クリニック 医局長 厚田幸子

プラセンタが美白に優れている理由を、ドクター監修の記事で詳しくお伝えします。そのワケは、3つの美白効果にあります。シミやくすみができるメカニズムも理解して、効果的に美白ケアを行いましょう。

美白とは、メラニン色素の過剰な生成を抑えたり、ターンオーバー(お肌の新陳代謝)によるメラニン色素の排出を促すことで、シミや色素沈着、くすみなどを防ぐことです。

そして美白化粧品とは、美白成分として厚生労働省に認められた成分を使用しているものに限ります。

プラセンタの3つの美白効果

プラセンタもこの美白成分のひとつに認定されています。美白成分はそれぞれ異なったアプローチ法により美白へ導きますが、プラセンタの場合3つの面から働きかけるのが特徴です。

1:メラニン色素の排出

シミのもとであるメラニン色素は本来ならば、ターンオーバーによって角質層へと押し上げられ、最後は古い角質と一緒に排出されます。しかし、加齢や生活習慣の乱れなどによりターンオーバーが遅くなってメラニン色素の排出が滞り、色素が沈着してシミやくすみとなってしまうのです。プラセンタには、細胞を活性化させてターンオーバーを整え、メラニン色素の排出を促してシミを予防する働きがあります。

2:メラニン色素の過剰生成を抑制

メラニン色素はターンオーバーにより排出されますが、過剰に生成されてしまうと排出が追い付かなくなってしまい、沈着してシミになることもあります。プラセンタは、メラニン色素を作りだすチロシナーゼという酵素の活動を抑える作用もあります。また、抗炎症作用や活性酸素除去作用によってもメラニン色素の生成を抑える効果があります。

3:メラニン色素の黒化を阻止

プラセンタには活性酸素除去作用もあります。活性酸素が過剰になることを抑え、メラニン色素によって皮膚が黒化してしまうことを防ぎます。

プラセンタの美白パワー

プラセンタひとつで多角的な美白作用を期待できるのは、大きな魅力です。きちんと美白をしたいならば、シミのもとになるメラニンにあらゆるタイミングで働きかける必要があるからです。

その点、プラセンタは既にできてしまったシミの対策から、新たにシミができるのを防ぐことまで幅広く働きかけてくれます。だからといって、プラセンタが配合された化粧品を使用してすぐに効果が感じられるわけではありません。上で述べたとおり、肌の生まれ変わりであるターンオーバーによってメラニン色素を排出したりしていきます。ターンオーバーは年齢など個人差がありますが、おおよそ28日~56日かかります。コツコツとメラニン色素に働きかけていきましょう。

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