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40代の化粧品選び(6)ファンデーション

更新日:2016.12.15
公開日:2014.07.01
ドクター画像
この記事の監修者
くみこアレルギークリニック 院長 向田公美子

40代にもっともおすすめのファンデーションは、どのようなタイプなのか。その理由とともにドクター監修の記事でご紹介します。また、より美しく肌を魅せるための下地クリームの色選びも肌悩み別にお伝えします。

ファンデーション

紫外線を確実に防ぎたい40代には、パウダーファンデーションがオススメ

40代がファンデーションを選ぶ際には、UVケアの機能を重視したパウダーファンデーションが最適です。パウダーは、紛体そのものに紫外線散乱効果があるからです。パウダーファンデーションならば、特にSPF表示がなくても、ある程度のUVケア効果があると考えて良いでしょう。

乾燥肌であり、かつ艶のある仕上がりを希望するならばリキッドファンデーションのほうが適しています。しかし、リキッドファンデーションのデメリットは水分を多く含むため防腐剤を入れざるを得ず、それにより肌に刺激となる場合があることです。

また紫外線防止効果もパウダーファンデーションと比べると少し劣りますので、乾燥しがちな冬場に使用するなどパウダータイプと使い分けることをオススメします。

素肌感を重視したメイクのためには、ファンデーションの色選びが重要

40代では、ファンデーションの色選びは十分に吟味して行いましょう。ほとんどの方が、顔の皮膚と同じ色を基準に選んでいることでしょう。ですが、どちらかと言えば首の色と同色を選ぶのが正解であり、仕上がりも自然な印象になります。

化粧品売り場のカウンターで素顔に実際につけてもらうのがベストなのですが、それが難しい場合は腕の内側で試してみるのもオススメです。

また、つけた時のテクスチャー(質感・肌ざわり)や仕上がりを確認するには、手の甲を使うと確実です。というのも、手の甲は顔の肌表面よりもキメが粗いため、そこにつけてOKならば、顔でもある程度のつきの良さが保証できるからです。

さらに最近は化粧下地(ベース)がとても進化しており、「CCクリーム」と呼ばれる肌の赤みやくすみなどの(コンプレックス)をカバーしてくれるコントロールカラーが人気です。ファンデーションとセットで肌作りの重要なキーアイテムとなってくれます。

気になる肌のお悩みに合わせて、次のような色のコントロールカラーを選びましょう。

赤みを帯びている顔色の人、ニキビ跡などで赤ら顔の人

グリーンで赤みを押さえることができます。しかし全体にグリーンを塗ってしまうと、くすんだ顔色になってしまいます。赤みが気になる箇所にポイントで使用すると良いでしょう。

肌のくすみが気になる人

イエロー、オレンジ、アプリコットなど黄色系を使って肌のトーンをアップさせましょう。クマやシミが気になる方にもオススメです。

血色が悪い、血の気がない青白い顔色の人

ピンク系で足りない血色をカバーします。しかし使いすぎると厚塗りの印象となってしまいますので、ほんのり薄づけする程度にしましょう。

さらに毛穴を目立たなくさせたり、内側から光を放つような質感にしてくれたりする下地クリームもあります。このように40代では下地クリームの力を存分に利用し、パウダーファンデーションとの相乗効果で、より美しい肌作りを目指すのがオススメです。

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