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あなたは間違ってませんか?美肌をつくる食事・食事方法

更新日:2018.04.26
公開日:2014.09.01
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この記事の監修者
広尾プライム皮膚科 医師 谷祐子

美肌をつくるための食事と食事方法をご紹介します。肌は健康のバロメーター、体が健康であれば肌も健康かつ美しい状態を保つことができるのです。正しい食事方法を身につけて若々しく美しい肌を目指しましょう。

美肌を作るためにはなにより、体の中からきれいになることが大切です。そのためにはまず食生活を改善しましょう。ここでは、内側から輝く「真の美肌」を作るための食事方法を紹介していきます。

美肌と食事の密接な関係

古来より「食は全ての源」と言われているように、人間の生命活動・成長・健康を維持するための要は食事です。体内に吸収される栄養素をエネルギーとして人間が生きているのと同じく、肌も、必要な栄養素を取り込むことではじめて「生かされる」のです。美肌を作り、維持するための源となる食事をとって、生き生きとみずみずしい、健康な素肌を作りましょう。

美肌をつくる食事のルール

美肌をつくるため心がけ、ちょっとした食事ルールをご紹介します。

●偏食しないで、バランスのとれた食事をとる

「肌は内臓の鏡」。健康で丈夫な内臓と肌を作るためには、バランスのとれた食生活が不可欠です。抗酸化作用の高いβカロテンを豊富に含む緑黄色野菜、肌・爪・髪を作るタンパク質を含む肉・魚・大豆、腸内の善玉菌を増やすヨーグルト・納豆などの発酵食品やきのこ類、豊富なミネラルで免疫力を助け、肌にうるおいをもたらしてくれる海草類など、バランスよく食べましょう。

●規則正しいリズムで食事をとる

食事をとるタイミングとリズムも大事です。朝食を食べなかったり、夜更かしして深夜に暴飲暴食をくりかえすと、腸内環境や新陳代謝のリズムが狂って便秘や肌荒れの原因となります。早寝早起きをして、朝昼晩と規則正しいリズムで食事をとるよう心がけましょう。

肌によい栄養素とは?

理想とされる1日30品目を食事でとることはなかなか難しいですが、まずは「美肌3大栄養素」と呼ばれる、タンパク質・ビタミンA・ビタミンCのバランスを意識してみましょう。

●タンパク質

肌や体を作る元となるタンパク質。肉や魚、卵、牛乳などに含まれます。また、大豆や大豆製品にも植物性のタンパク質が豊富に含まれています。

●ビタミンA

肌を抗酸化作用によるストレスから守り、肌細胞や粘膜を強くします。緑黄色野菜などに多く含まれるβカロテンは、体内に取り込まれた後ビタミンAとして働きます。うなぎ、鶏レバー、ほうれん草、にんじん、春菊、かぼちゃ、にら、小松菜などがおすすめです。

●ビタミンC

メラニンの沈着を抑え、シミを薄くする作用があり、シミ予防にも効果があります。いちご、キウイ、ブロッコリー、パプリカ、ゴーヤ、ピーマンなどに多く含まれています。

美肌を遠ざける!?避けたい食事とは

肌にいい食べ物があれば、悪いものもあります。肌に悪影響を与える食べ物は極力避けるようにしましょう。

●生野菜は体温を下げる

体温が1度下がると免疫力が37%落ち、代謝は12%落ちると言われています。生野菜は体を冷やしてしまうため、1度に大量に摂取するのは避けたいところ。野菜には火を通したほうが体は冷えず、生で食べるよりもたくさんの量をとることができるメリットもあります。

●砂糖の過剰摂取は血液をドロドロにする

砂糖には血液を酸化させる作用があり、過剰に摂取すると血液の流れを停滞させ、ドロドロにしてしまうので、なるべく控えましょう。糖分をとるにしても上白糖は避け、てんさい糖やはちみつなど、ミネラル豊富で抗酸化作用を持つものに置き換えましょう。

●動物性脂肪、トランス脂肪酸の過剰摂取はNG

牛や豚などの動物性脂肪は動物よりも体温の低い人間の体内では冷えて固まってしまいます。それが血管に付着して老廃物が体内に溜まり、ニキビや湿疹を引き起こす原因に。また、マーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やして血液の流れを悪くし、免疫力の低下を招きますので、過剰な摂取は控えましょう。

その他、美肌をつくるインナーケアや成分についてより詳しく知りたい方は、「見た目年齢を10歳若返らせるインナーケア」をご参照ください。

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