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赤ら顔に必要な対策とオススメ化粧水5選!
さまざまな原因によって起こる「肌の赤み」。よく言われる「赤ら顔」とはどういったものなのでしょうか。その原因や改善するために必要ものを解説。また、美容家の近藤さやかさんおすすめの化粧水を紹介します。
痛みやかゆみがあるわけではないのに、頬や鼻が赤くなってしまう「赤ら顔(あからがお)」。赤っぽいシミにも見えるし、メイクで隠すのも大変です。ここでは、赤ら顔について具体的な症状や原因、スキンケアで改善できるのか?その他、美容家の近藤さやかさんオススメの化粧水も紹介していきます。
[ 目次 ]
赤ら顔って、皮膚に何が起こっているのは?
まず、赤ら顔とはどういった症状なのでしょうか。なんとなく顔の一部が赤くなっている部分のこと?ニキビの跡が赤くなっているようなところ?虫に刺されて赤くなっているなど、肌が赤くなってしまうきっかけは、たくさんあります。そういった肌が赤くなってしまう状態のひとつに「赤ら顔」というものがあります。
赤ら顔というのは俗称で、皮膚科などでは「毛細血管拡張症」と呼ばれます。これは何らかのきっかけで皮膚内の毛細血管が拡張することで、皮膚に血液の赤い色が透けて現れている状態です。この段階では、一時的な赤みですが、原因や頻度によって血液が皮膚の表面に滞って定着してつまり、赤ら顔の赤い症状は血液の赤い色が透過して見えているということなのです。
赤ら顔を引き起こす原因
赤ら顔は、あくまで症状のひとつなので、発生する原因はさまざまにあります。以下は主な原因の一部になります。
- 炎症を伴うニキビ
- アトピー性皮膚炎など皮膚病
- 皮膚が薄くなる・菲薄化(ビニール肌)
- 気温の寒暖差
- 一部のアルコールや香辛料の過剰摂取
- 人前に出るなど緊張によって顔が赤くなる など
上記の原因をくり返してしまうことや症状が重いなどの場合を経て、赤く見える状態が続いたり、定着してしまうことがあります。
上記にも記載していますが、人前に出て緊張して顔が赤くなることも、一時的に毛細血管が拡張することによるものです。肌悩みにおける赤ら顔は、一時的な赤みではなく、常に肌に赤みが出ている状態がほとんどだと思います。対処方法としては、赤みを引き起こしている原因を見極めることが第一です。しかし、肌の赤みを引き起こす原因を突き止めるのは簡単ではありません。
赤ら顔の対策は原因を個人で判断するのは難しい
長期的に肌が赤くなっている場合、何かしらのケアで解消しようと思いますが、何が原因であるかわからないままでは対処方法がわかりません。また、個人での判断は非常に難しく、やみくもに化粧品を試したり、市販薬を使っても改善しないことが多いです。それどころか、赤みが濃くなるなど症状を悪化させてしまう可能性も高いので、皮膚科を受診して医師による診断をすることが最善策になります。
赤ら顔に効果のある化粧水はある?
赤ら顔を引き起こす原因は、実にさまざまです。また、毛細血管が拡張することによって赤みが定着してしまっている場合、化粧水をはじめとした基礎化粧品を使うことで赤ら顔を改善することはできません。これは化粧水に含まれている成分によった話ではなく、皮膚の構造として基礎化粧品を肌に塗っても、毛細血管がある深さまで浸透することがないためです。
赤ら顔に対して化粧水は意味がないということ?
赤ら顔を改善する効果については、先ほど述べたように基礎化粧品がケアできる範囲ではないので、化粧水による直接的な改善効果はありません。しかし、肌の状態をすこやかに保つことは、スキンケアにおいて重要な要素です。そのためには、肌に十分な水分を維持することは大前提といえます。肌トラブルを改善することにおいて、肌のすこやかな状態を維持しておく、という意味であれば化粧水によるケアは欠かせません。
赤ら顔を対策するという目的で、現在しっかりと保湿ケアができているのであれば、あえて化粧水を変える必要はありません。今お使いの肌に合った化粧品を継続して使用しましょう。しかし、肌が乾燥していたり、化粧品を変えたタイミングで顔の赤みが気になる、といった場合は、今の化粧品が肌に合っていないことが考えられるので、肌への刺激がない、しっかりと保湿ケアができる化粧水を選ぶようにしましょう。
自分の肌に合った化粧水の選び方
ここでは美容家の近藤さやかさんおすすめの化粧水を紹介します。
モイストケア ローション W(d プログラム)
販売価格(編集部調べ):3,780円(税込)
内容量:125ml
医薬部外品
- 使ってみた感想
- さらっとみずみずしいテクスチャーで、ぐんぐん角層に浸透していく感じがとても心地よいもの。低刺激ながらもその保湿効果は抜群で、手のひらに吸いつくような、しっかりとした保湿効果を実感できます。ひどい肌荒れの時期でも、肌を立て直してくれる化粧水でもあります。肌トラブルがある時期でも、きちんと落ち着かせてくれるので、翌朝に「ほっ」と安心できる信頼度大な化粧水です。
マルチコンディショニング ローション(ベネフィーク)
販売価格(編集部調べ):3,850円(税込)
内容量:145ml
医薬部外品
- おすすめの理由
- マルチコンディショニング ローションは、ニキビや肌あれをこれ1本でマルチに防ぐ、薬用化粧水です。気になるニキビや肌あれを防ぎ、うるおいに満ちたうるつや肌に導いてくれます。オーガニックカミツレエキス・ヨクイニンエキス・グリセリン配合でみずみずしくも肌トラブルに負けない健やかな肌に育ててくれますよ。
美容家・インターナショナルメイクアップアーティスト 近藤 さやか
- 使ってみた感想
- 豊かな香りで、さっぱりした使い心地。ローションパックとして使用したり、化粧水として使用したりと使い勝手もよく、また、女性が楽しんで使えるかわいいボトルも魅力の一つ。私は敏感肌で、肌トラブルを起こしやすいのですが、この化粧水はしっかりと保湿をしてくれるだけでなく、ニキビや季節の変わり目で調子が悪いときも、肌をふっくらみずみずしく仕上げてくれるので助かっています。
ナチュリエ|ハトムギ化粧水(イミュ)
販売価格(編集部調べ):702円(税込)
内容量:500ml
- おすすめの理由
- 肌にうるおいを与えてスキンコンディションを整える、天然植物成分ハトムギエキス(保湿成分)配合の化粧水です。しっとりしているのにベタつかず、カサつきが気になる部分にスーッとなじみます。肌をヒタヒタにうるおすことで、肌あれのないなめらかな素肌に保ってくれます。
美容家・インターナショナルメイクアップアーティスト 近藤 さやか
- 使ってみた感想
- サラサラと水のようなテクスチャーでたっぷり使えます。この化粧水はロングセラー商品で、とても人気が高いんですよ!大容量でリーズナブルな価格も魅力的ですが、敏感肌の私もしっかり使用できるくらい、刺激が少ないのが特徴。化粧水をヒタヒタにコットンに浸し、やさしく重ねづけして使用すると、肌全体がうるおって透明感とツヤのあるみずみずしい肌に導いてくれます。
ザ・タイムRアクア(イプサ)
販売価格(編集部調べ):4,320円(税込)
内容量:200ml
- おすすめの理由
- うるおい成分を抱えた水の層を肌表面につくることにより、キメを整える薬用化粧水。アセチル化ヒアルロン酸をはじめとする複合体を組み合わせて角層への水分補給を高め、水分が逃げにくい状態をサポート。うるおいが持続する肌へ導きます。ふだんから水分不足のお肌はもちろん、過剰な皮脂が気になる肌も、この化粧水で水分を補給することでバランスを整え、テカリにくくみずみずしい肌へと導きます。
美容家・インターナショナルメイクアップアーティスト 近藤 さやか
- 使ってみた感想
- とろみが少なくサラッとした質感で、浸透する際に刺激を感じることもなく、スッと心地よく角層になじんでくれます。一時的なうるおいではなく角質の水分量をゆっくり増やして水分を逃さない肌に導いてきちんと肌を安定させてくれ、長時間うるおいをキープしてくれます。使うほどに肌が穏やかになり、ファンデーションのノリやもちまでも高めてくれる優秀な一品です。
乾燥敏感肌ケア 化粧液(ファンケル)
販売価格(編集部調べ):1,836円(税込)
内容量:10ml×3本
- おすすめの理由
- 肌の刺激になる成分を徹底的に排除した、実力派化粧水。バリア機能が低下した乾燥敏感肌に対して、不足しがちなうるおいをしっかり届けてくれます。肌荒れを防いで乾燥から肌を守る、皮膚保護化粧液でもあり、冬場に重宝。防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤フリーで、皮膚科専門医監修による使用テスト済みです。
美容家・インターナショナルメイクアップアーティスト 近藤 さやか
- 使ってみた感想
- 敏感肌ユーザーの支持が高い化粧水で、トロッとした濃密な質感は、肌あたりがよいのが特徴です。すばやく角層へ浸透し、敏感な肌の私でも刺激を感じることもなく、しっかりうるおいを感じる事ができました。1本を使い切る頃には肌本来の力も整ったたようで、キメ細かく、しっとりなめらかな肌になりました。
間違ったスキンケアが赤ら顔を招く!
赤ら顔は間違ったスキンケアを続けることでも起こります。だからこそ、普段から正しいスキンケアを行うことは重要になってきます。ここでは、メイク落としから洗顔、保湿ケアまでの工程を見ていきます。今行っているケアと照らし合わせて確認をしておきましょう。
1.洗顔・クレンジング
スッキリ・サッパリと洗い上げる洗顔料やクレンジングは、裏を返せば、それだけ肌に負担をかけているということ。洗うときは手で皮膚をこするのではなく、泡でやさしく落とすことを心がけましょう。
クレンジングは、ふき取りタイプを使うのはNG。どんなに面倒でも、洗い落とすタイプを選びましょう。洗顔料はたっぷりと泡立て、肌をこすらないよう、肌に泡を滑らせてあげます。洗顔時・クレンジング時に使用するのは、ぬるま湯がベスト。ちょっと冷たいかも?くらいの温度がちょうどいいといわれています。クレンジングや洗顔後に、肌につっぱり感がある場合は、洗いすぎのサイン。すぐに保湿ケアをして、次の洗顔時はちょっと洗い上げる時間を短くしてみましょう。
2.化粧水で保湿
肌を守るためには、皮膚にたっぷりと水分を補給し、肌そのものの力を高めることが大切です。上記で説明したセラミド、ヒアルロン酸といった保湿成分がしっかり配合されている化粧水を選ぶのがコツです。化粧水を塗るときは、手のひらに適量とり、体温で温めてから肌になじませ、ハンドプレスを行いながら、じっくりと浸透させましょう。このときも押さえたり、叩いたり、肌への刺激や摩擦は、負担となってしまうのでNGです。
3.乳液、保湿クリームで肌を油分でカバー
水分をたっぷり与えたら、今度は水分を閉じ込めて維持するために油分でカバーします。乳液や保湿クリームをお肌に伸ばします。化粧品によって油分の量はさまざまです。オイリーな肌なら、あまり油分の多いものは必要ありません。水分と油分のバランスが大切になるのですが、これはケアした後の様子をじっくりと観察して、すぐに乾燥するようであれば油分を増やしたり、ベタつきやすい場合は、油分を減らすなどの調節をしましょう。まずは手の
まとめ
肌が赤くなる「赤ら顔」は、さまざまな原因によって引き起こる。何が原因になっているかを個人で判断するのは難しいので、皮膚科で診断を受けるのがベスト。化粧水をはじめとした基礎化粧品で、赤ら顔を改善することはできないものの、肌をすこやかな状態に保つこどは、あらゆる肌トラブルを対策するうえで重要なことです。自分の肌にあった化粧品を選び、肌に負担や刺激のない正しいスキンケアをするように心がけましょう。
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美容家・インターナショナルメイクアップアーティスト 近藤 さやか