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ピーリングとは?ニキビ跡・シミ・肌荒れの改善効果と種類
顔のニキビ跡・シミ・肌荒れが気になる女性の皆さん、ピーリングは定期的に行っていますか?ピーリングは肌トラブルの改善効果が見込めるといわれています。この記事ではピーリングの種類や効果、おすすめの化粧品をご紹介します。
ニキビ跡が目立つ、シミや肌荒れが気になる、そんな悩みはありませんか?毎日ケアしているのに一向に改善しない、そんなあなたはピーリングを試してみるとよいかもしれません。いつものお手入れにひと手間加えるだけで効果が期待できますよ。
ピーリングの知識に自信の無い方も大丈夫!「ピーリングって何?」「どんな種類があるの?」「副作用は大丈夫?」といった素朴な疑問も解決できます。ピーリングの効果やケアの方法を学んで、効果を最大限感じてくださいね。
ピーリングとは?
そもそもピーリングが何なのかを知らない方もいるかもしれません。ピーリングは、肌に蓄積した古い角質の除去を行い、ターンオーバーの乱れを改善することが目的です。本来、肌の角質は古くなると自然とはがれ落ちていくものです。しかし、何らかの肌の不調によって、古い角質がはがれ落ちずに溜まっていってしまうことがあります。これにより肌は乾燥や肌トラブルを起こしやすくなることや角質が厚くなることで肌のトーンがダウンしてしまいます。
そういった状態をケアするために、蓄積した古い角質をはがすためのケアをピーリングと呼びます。
ピーリングの種類
ここでは自宅で行うピーリングとクリニックで行うピーリングの特徴をそれぞれまとめていきます。
自宅でできるピーリング
自宅でできるピーリングは、洗顔料や化粧品を使って行います。ホームピーリングには、固形石けんや洗顔料、化粧水などがあり、代表的なものはAHA(フルーツ酸)を配合したもので、肌のゴワつきやくすみ、毛穴汚れも目立たなくなるという効果が見込めます。
- 固形石けんや洗顔料
- 毎日の洗顔で少しずつ角質を取り除きたい方におすすめです。刺激の少ないAHA(フルーツ酸)などを配合した石けんや洗顔料がくすみを改善してくれます。使い方は普通の洗顔料と同じように泡立てて洗顔するだけなので簡単です。
- 化粧水
- ピーリング成分が含まれている化粧水はコットンで肌を拭き取るように使います。古い角質や毛穴の汚れも一緒に取れるのでスッキリしますよ。
- 美容液
- 洗顔後の肌に塗り、角質をやわらかくすることでターンオーバーの乱れを改善する美容液です。化粧水のように拭き取るタイプや、肌に浸透させるタイプなどさまざまな種類があります。
クリニックで行うケミカルピーリング
クリニックで行うケミカルピーリングは、薬剤の塗布とレーザーを使用するものがあります。ホームピーリングは化粧品で行うものなので、効果は小さなものですが、クリニックで行うケミカルピーリング等は、しっかりとした効果が得られるのが特徴です。
- 薬剤によるピーリング
- グリコール酸やサルチル酸(マクロゴール基剤、エタノール基剤)、トリクロロ酢酸(TCA)、乳酸などの薬剤を肌の状態に合わせて使用します。濃度を変えたり、複数の薬剤を使用することもあります。
顔に薬剤を塗布して時間を置き、その後洗顔して施術が完了します。医師の指導のもと、自宅では使用できない濃度の高い薬剤で施術してもらえるのが特徴です。
- レーザーによるピーリング
- レーザーピーリングは薬剤を使わず、レーザーで治療する方法です。そのため、敏感肌の方でも受けられる施術といわれています。効果を出すためには3回以上続けて施術を受ける必要がありますが、シミやニキビ跡、肌荒れなどさまざまな肌トラブルに効果が期待できます。
ピーリングの効果
ピーリングで改善できる肌トラブルは以下の4点です。
- 古い角質による毛穴づまり
- 肌荒れ
- ニキビ跡
- シミ・くすみ
それぞれの肌トラブルに対する効果を一つひとつ見ていきましょう。
角質の除去
古い角質を除去し、肌のターンオーバーを正常化することによって柔らかくきめ細かい肌に。ザラつきがちな毛穴汚れも除去されるのでスッキリします。自宅でのケアはリーズナブルですが、定期的にピーリングを行う必要があります。クリニックでの施術は高価ですが、強い薬剤を使うため短期間での効果が見込めます。
肌荒れ
自宅では肌荒れが気になるときに手軽に行えるのが特徴です。ピーリング化粧品に合わせて、普段使いの化粧水やクリームなど、自分に合った化粧品で保湿ケアを行いましょう。クリニックは総合的な肌荒れの改善が望め、シミやそばかすなどの、肌トラブルに一気にアプローチが可能になります。敏感肌で薬剤の使用が難しい方も、クリニックならレーザーでの治療という選択肢もあるので安心ですね。
ニキビ跡
ピーリングで効果が見込めるニキビ跡は
- 色素沈着のあるニキビ跡
- 凹んだニキビ跡
です。
色素沈着のあるニキビ跡はケミカルピーリングでターンオーバーを促すことにより、定着した色素を少しずつ排出し、改善につなげることができます。自宅でもクリニックでもケアを続けることが大切です。
一方、凹んだニキビ跡に関してはかなりの回数が必要なためクリニックがおすすめです。ピーリングは表面の皮膚を剥がす施術なので何度かくり返すうちに表面が均一に近づき凹みが目立ちづらくなります。ただ、凹みが深すぎる場合はピーリングの他にもレーザー治療が必要になる場合があるので症状に合わせて医師に相談しましょう。
シミ・くすみ
ピーリングが有効なシミ・くすみには
- 角質が蓄積されたくすみ
- 大量に作られたメラニンが肌に残って起こるシミや黄ぐすみ
があります。
ターンオーバーの乱れなどから古い角質が肌に蓄積されると、肌の透明感が失われくすんだ印象になります。クリニックでケミカルピーリングを受けるとともに、自宅では保湿ケアを心がけてターンオーバーを正常化しましょう。
日焼けや炎症、肌の摩擦のし過ぎなどで大量につくられたメラニンがスムーズに排出されないことで起こる茶色いシミや黄色がかったくすみは、ビタミンC誘導体などの美白有効成分でお手入れをするとともに、ピーリングで肌の代謝を高め、少しずつ改善することが大切です。
ピーリング化粧品の選び方
ピーリング化粧品を選ぶ時には、副作用がなく肌に優しいものを選びたいもの。ここでは化粧品を選ぶ際のポイントを解説します。
- AHA配合のもの
- AHAとはα-ハイドロキシ酸(アルファハイドロキシ酸)の略で、りんご酸やクエン酸、グリコール酸や乳酸などを指します。天然由来成分なので肌に優しいのが特徴です。AHAには、肌の角質の結びつきを弱めて、皮膚の表面部分の古い角質を除去する効果があるといわれています。さらに、角質除去だけでなく、美白や毛穴ケアにもアプローチできる成分です。パッケージにフルーツ酸、植物酸配合といった表記があればAHAが配合されている商品です。
- BHA配合のもの
- BHAとはβ-ハイドロキシ酸(ベータハイドロキシ酸)のことで、一般的にはサリチル酸と呼ばれています。AHAが皮膚表面の角質のみに作用する一方、BHAは脂溶性で、毛穴につまった皮脂なども溶かすため、毛穴の黒ずみや角栓除去などに効果的です。主にクリニックで使われているとおり、効果が高く刺激も強めですが、化粧品に配合される場合は配合量が少なく、ピーリング効果もよりマイルドになっています。
- 香料や添加物が少ないもの
- 香料や添加物が過剰に含まれていると肌への刺激になってしまいます。成分はできるだけシンプルなものがよいでしょう。
ピーリングをすべき頻度
ピーリングは角質をはがすケア方法なので、過剰に行うと肌を痛めてしまう可能性があります。石けんなど商品によっては毎日使用しても構いませんが、ピーリングジェルでのケアは間隔を空けて行いましょう。1週間に1回程度が望ましいとされていますが、化粧品の説明書でどれくらいの頻度が効果的か確認したうえで使用しましょう。
また、ピーリングの直後は肌がいつも以上にデリケートになっています。マッサージや産毛剃りなど刺激の強いケアは避け、保湿と紫外線対策を念入りに行いましょう。
ピーリング後の肌トラブルに注意
これは自分で行うホームピーリングにおける話ですが、肌荒れが気になるから、シミやニキビ跡を一日も早く治したいから…と、ピーリングをやりすぎるのは逆効果です。過度なピーリングや肌質に合わないケアは以下のような肌トラブルをもたらすおそれがありますので、注意しましょう。
かゆみやピリつき
ピーリングでは酸を使用するので、角質除去時にこのように感じることがあります。
ほてりや赤み
生理前などホルモンバランスの影響で、数日違和感が続くことがあります。敏感肌の方もほてりや赤みが出る可能性があります。
ニキビの増加
人によってはニキビが増えたように感じる場合があります。肌の内部のニキビが表面化したためです。
シミが濃くなる
ケミカルピーリングによって肌がワントーン明るくなることによって、もともとあったシミがより濃く見えてしまうかもしれません。ピーリングが原因でシミが濃くなるわけではありません。
肌に異常が見られ、肌トラブルが続く場合は自己判断せずに医師に相談しましょう。違和感を覚えた場合は無理にピーリングを続けずに一旦お休みすることも大切です。
まとめ
ピーリングが肌荒れ改善に効果的なことはおわかりいただけたでしょうか?クリニックで短期間の改善を目指すもよし、自宅でリーズナブルにピーリングをとり入れるもよし、ライフスタイルに合わせてケアをしていきましょう。ニキビ跡やくすみ、肌荒れに悩んでいる方は一度ピーリングを試してみては?ツルツル肌が目指せますよ。
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