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正しい肌のお手入れ方法!美肌スキンケアの基本や手順をレクチャー

更新日:2018.05.31
公開日:2018.02.21
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この記事の監修者
美容ライター 継田理恵

毎日行う肌のお手入れ。間違ったお手入れ方法を続けていると、キレイになれないどころか逆に肌を痛めつけてしまうことに……。そこで今回は、正しい肌のお手入れ方法を解説します。

毎日行う肌のお手入れ。これが見た目年齢を左右することは、言うまでもありません。手をかければかけるほどキレイになれる…と言いたいところですが、間違ったお手入れ方法では、キレイになれないどころか逆に肌を傷め、肌トラブルを加速させてしまいます。手をかけるとは、あくまで正しいスキンケアを続けることが重要なポイントになります。

そこで今回は、クレンジングから保湿、メイクまで、スキンケアの基本を見直してみましょう。

効果のない間違ったスキンケアしていませんか?

「とにかく、たっぷり化粧水を…」と紹介されているのをよく見かけます。しかし、これは正しいスキンケア方法とは言えません。肌のお手入れの話をしていると、このような間違ったスキンケア方法を続けている人が少なくないようです。

間違ったスキンケアはすぐに肌トラブルを起こすこともあれば、じわじわとダメージを与え続けることもあります。長年間違ったスキンケアを続けていると、肌の老化を進める原因になる可能性もあります。まずは、次にあげるスキンケアの間違いに心あたりがないか、チェックしてみてください。

NG1 クレンジングはとにかく"やさしい"ものを追求してしまう

「クレンジングは肌負担が少ないものを」と考えている人は多いでしょう。それは間違いではありませんが、それだけを追求するのもNG。まず、洗浄力が弱いクレンジング剤を使うにしても、自分のメイクの濃さが上回る場合、メイクがちゃんと落とせなくなります。または、時間がかかったり、手でこすってしまいがちです。これではかえって肌に負担を与えてしまいます。特にクリームクレンジングなどで拭き取りが必要な場合は、摩擦に要注意です。丁寧にクレンジングする余裕がないときは、サッと落とせるクレンジングを使った方がベターでしょう。

NG2 すっきり、さっぱりするまで顔を洗っている

NG2 すっきり、さっぱりするまで顔を洗っている

「毛穴がすっきりする気がする」「さっぱりするから」と、洗いすぎたり洗顔の泡でパックをしたりするのはおすすめできません。肌に必要な分の皮脂まで落としているため、慢性的な乾燥に悩まされる恐れがあります。つっぱったり刺激を感じたりしている場合は、クレンジングを見直した方がよいでしょう。

NG3 化粧水をたっぷりつけて満足

化粧水を惜しみなく使うのはよいこと。でも、それで満足してはいけません。化粧水でうるおった気になって、美容液やクリームをケチケチ使うのはNG。肌のうるおいを保って若々しくいるためには、美容液やクリームで良質な油分や美容成分をたっぷり補うことが大切です。

NG4 クリームより化粧水にお金をかけている

先のNGポイントと繋がりますが、化粧水を重視するあまり、美容液やクリームにお金をかけない人がいます。「クリームはフタをするだけ」と思わず、きちんと選ぶようにしましょう。

NG5 紫外線対策を怠っている

保湿ケアを丁寧にしていても、紫外線対策を行っていては老化に拍車をかけてしまう恐れが。肌の色を暗くするだけでなく、肌の弾力を保っているコラーゲンやエラスチンなどを減らしてしまう紫外線。しっかりUVカット力のあるコスメを使い、美白ケアも行いましょう。

美肌を目指すなら正しいスキンケアを実践しましょう

ダメージを与えるケアを続けてしまっていたとしても、正しいお手入れに変えれば、数か月で肌にうるおいが戻るでしょう。シミやシワのない弾力のある若肌の基礎は、うるおいで満ちた状態。正しいスキンケアを続ければ、肌の変化を感じられるはずです。

おすすめのお手入れ方法

では、肌のうるおいを保ち若々しい肌でいられるお手入れ方法を、スキンケアのステップごとにご紹介しましょう。

クレンジングと洗顔の基本

肌は皮脂などでうるおいを保つことはできますが、汚れをオフする機能は持ち合わせていません。それを考えると、クレンジングはスキンケアで一番重要なポイントといえます。次の手順で、正しくメイクを落とす習慣をつけましょう。

クレンジングと洗顔の基本

【手順1】お風呂に入る前にオフ
美肌の持ち主は、口を揃えて「帰宅したらすぐにメイクオフする」と言います。すぐにメイクを落とせないときでも、お風呂の中でクレンジングをするのはNG。水分が混ざってうまくクレンジングとメイクがなじまず、きちんと汚れが落とせなかったり、湯船に浸かった血行のよい状態では、メイクの成分が肌に入り込んでしまったりすることも。肌が乾いた状態で、なるべく早くオフするようにしましょう。
【手順2】メイクがきちんと落ちるクレンジング剤を使う
メイクとクレンジングの相性は重要。落ちにくいしっかりメイクをしているのに、洗浄力がやさしいクレンジングを使うと、やはりメイクが肌に残ってしまいます。一番簡単な選び方は、メイクアイテムと同じブランドで探すこと。そうでない場合は、テスターやサンプルで使っているメイクアイテムがきちんと落ちるかチェックしてから買うと安心です。
【手順3】やさしくメイクを浮かせる
どんなにメイクと相性のよいクレンジングでも、雑な使い方では十分にオフできません。顔の隅々まで広げて、メイクとクレンジングがなじんで汚れが浮き上がってくるのを確認してから洗い流しましょう。
【手順4】クレンジング剤が肌に残っている場合は洗顔も
基本的には、洗顔はクレンジング剤だけでOKです。しかし、クレンジングが肌に残っているのを感じる場合は、石けんを使ってW洗顔を。W洗顔不要のものを使うと安心です。

【手順4】クレンジング剤が肌に残っている場合は洗顔も

【手順5】一定期間をあけてピーリングを
古い角質が蓄積されると、ニキビや吹き出物ができやすく、肌がくすんで見えます。肌のターンオーバーを助けてゴワつきを防ぐことができるピーリングを、週に1回程度行いましょう。刺激の少ないタイプを選ぶのはもちろん、肌が敏感なとき、ピーリングをしてヒリヒリしたり赤くなったりするときはお休みしてください。

保湿時に気をつけたいポイント

スキンケアのメインである保湿。丁寧に行うだけでも、肌に違いが出てきます。次のポイントを押さえて、お手入れを続けてみてください。

【ポイント1】洗顔後すぐに化粧水で肌を整える
洗顔でうるおいを奪われた肌はデリケート。すぐに化粧水を与えて整えましょう。化粧水でひたひたになった肌は、次の保湿剤をしっかりと浸透させてくれます。
【ポイント2】とくに乾燥が気になるときは美容液かオイルを
乾燥が気になるときは、化粧水のあとに美容液か美容オイルをプラスしましょう。肌がデリケートなときは使わず、シンプルなお手入れを心がけて。
【ポイント3】乳液またはクリームを丁寧につける
保湿力の高い乳液やクリームを丁寧になじませます。額やフェイスラインなどに塗り残しがないように、ヘアバンドなどで髪を上げてからつけるとよいでしょう。乾燥が気になる部分には重ねづけを。最後に手のひらで顔を包み込むように、ハンドプッシュして完了です。

メイク時の注意点

メイクの仕方も肌コンディションに影響を与えます。メイクアイテムもスキンケア効果のあるものを選び、下記のポイントに注意するとよいでしょう。

メイク時の注意点

【注意点1】紫外線カット力のあるコスメを使う
紫外線は美肌の敵。とくにベースメイクは、紫外線カット力を備えた化粧品を選ぶようにしましょう。ブルーライトなどからも守ってくれる、光老化に特化したものだとベターです。しかし、UVカット効果をメーキャップ化粧品だけに頼るのはNG。日焼け止めや日傘、帽子などの紫外線対策を行ったうえでの補助的なものとして活用しましょう。
【注意点2】ファンデーションを塗るときに摩擦に注意
スポンジでファンデーションをつける場合は、とくに肌に摩擦を与えすぎないように注意が必要です。摩擦は肌を傷つけ、バリア機能を弱めてしまいます。クリーミーなファンデーションはこすらずに肌に置くようにのせるようにし、粒子の細かい柔らかなファンデーションはやさしく滑らせるようにスポンジを動かしましょう。
【注意点3】メイク直しは紫外線カットパウダーで
下地やファンデーションに紫外線カット力があっても、皮脂や汗でメイクが崩れて紫外線の入る隙間を作ってしまいます。メイク直しをするときはUVカットに優れた仕上げパウダーを使って、紫外線から肌を守りましょう。

その他に肌の手入れで気をつけるべきポイント

【ポイント1】清潔な手でお手入れをする
スキンケアの前には手を洗い、清潔な手で肌に触れるようにしましょう。
【ポイント2】コットン使いは摩擦に注意
コットンで化粧水をつけるのは、ムラづきを防げてよいですが、摩擦ダメージを与えないように注意が必要。つい力が入ってしまう方は、素手で丁寧につけるようにしましょう。
【ポイント3】スポンジやブラシをこまめに洗う
正しくスキンケアをしていても、メイクに使うスポンジやブラシが汚れと雑菌まみれでは美肌になれません。少なくとも、週に1度はメイク道具を洗うようにしましょう。

まとめ

正しい肌のお手入れ方法!美肌スキンケアの基本や手順をレクチャーのまとめ

うるおいに満ちた若々しい美肌になるには、正しいスキンケアを続けることが大切。とくにクレンジングと紫外線対策は、怠るとすぐに肌にダメージが出てくるので要注意です。ご紹介した基本のスキンケア法を習慣にして、自信を持てる美肌を手に入れてくださいね。

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