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敏感肌の肌荒れにおすすめ!赤みやヒリヒリの改善方法

更新日:2018.03.02
公開日:2018.02.26
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この記事の監修者
writer/editor/美容ライター 松本愛

顔の肌の赤みやヒリヒリは、普段のスキンケアの刺激が原因となって引き起こされている可能性があります。そこで赤みやヒリヒリの原因になる間違った洗顔や、肌荒れ対策のおすすめスキンケア方法、肌荒れにおすすめの改善方法をご紹介します。

顔の肌の赤みやヒリヒリが気になっている人は、もしかしたら普段のスキンケアの中で刺激になるようなことを行っているのかもしれません。

そこで今回は、肌の赤みやヒリヒリの原因になる間違った洗顔や、肌荒れ対策のおすすめスキンケア方法などをご紹介します。あなたのスキンケア方法が、実は「肌荒れを引き起こす間違ったケア」ではないかぜひチェックしてみてください。もし間違ったスキンケアを行っていたなら、おすすめの「肌の赤みやヒリヒリの改善方法」をぜひ実践してみてくださいね。

あなたの肌の赤み、ヒリヒリの原因は?

あなたの肌の赤み、ヒリヒリの原因は?

肌の赤みやヒリヒリには、いくつかの原因があります。

敏感肌

敏感肌とは、文字通り「肌が刺激に対して敏感になっている状態」のこと。季節の変わり目や強いストレスにさらされているとき、女性の場合は生理前などは肌が刺激に敏感になりやすく、これは誰にでも起こりうる状態。敏感肌では肌の赤みや、ヒリヒリが引き起こされやすくなります。

バリア機能の低下

洗顔で顔をこすりすぎるなどのスキンケア方法が間違っていると角質層が薄くなってバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。すると正常な肌では問題にならないような花粉やほこり、紫外線などの刺激にも過敏に反応するようになります。肌のバリア機能の低下によって一時的に敏感肌になるケースもあります。

肌の菲薄化(ひはくか)

肌が薄くなることを肌の菲薄化といい、皮膚が薄くなっていることで肌が赤く見えることがあります。表皮の下にある真皮層には毛細血管が集まっており、皮膚が薄くなっていると、真皮層の毛細血管が拡張したときに肌の赤みとして表面から透けて見えるためです。皮膚が薄くなっているということは、皮膚の一番外側にある角質層も薄くなっています。つまり、バリア機能が低下している可能性も考えられるのです。菲薄化が進むと上に挙げた敏感肌やバリア機能の低下も起きやすくなります。

炎症

炎症

肌の炎症は、外部からの有害な刺激に対する免疫反応のひとつです。バリア機能が低下した肌は、花粉などのアレルゲンや紫外線、洗顔料等に含まれる刺激成分などまでにも敏感に反応。刺激を排除するために免疫細胞が働くことで、肌の赤み、かゆみ、発疹といった症状が現れます。これが炎症の状態です。

炎症を起こしている肌への対処法

肌の赤みやヒリヒリが、一番ひどい炎症の段階まで進んでいる場合は皮膚科を受診して治療を受けることをおすすめします。肌荒れがいったんおさまっても、何度も再発するようなら炎症が完全には鎮まっていない可能性があるので注意が必要です。

一方、症状が軽度だったり、一時的なものであれば次に紹介するスキンケアを実践しながら様子を見るのもよいでしょう。これまで赤みやヒリヒリを起こしたことがない人でも、正しいスキンケアの知識を身につけることは肌のコンディションをより高めることにつながります。ぜひチェックしてみてください。

肌荒れ対策のおすすめスキンケア

肌荒れを防ぐ、または悪化を止めるために有効なスキンケアをご紹介。注目のキーワードは「保湿」、「低刺激」、「紫外線対策」の3つです。

保湿

保湿

上の「肌の赤み、ヒリヒリの原因」のところでもふれたように、肌が乾燥した状態が続くとバリア機能の低下や敏感肌といった問題が生じやすくなります。それを防ぐために大切なのが保湿です。乾燥を防ぐためは、水分と油分両方をしっかりと補うスキンケアがポイント。まずは化粧水で水分を補い、その後で、クリームや乳液で油分を補うのが一般的です。

化粧水をしっかりとなじませるコツは、手にいったん化粧水を取ってから、手のひらで温めてから顔に塗ること。化粧水で肌がたっぷり潤ったら、クリームや乳液で油分をプラスしましょう。クリームや乳液を使うときには、自分の肌の乾燥度合いに合わせてアイテムを選んだり、塗る分量を調整してあげてください。

保湿剤の中でも、ワセリンは皮膚の表面に膜を張り、皮膚から水分が失われるのを防ぐという機能に特化しています。ワセリンによって皮膚の表面をしっかりとコーティングすることで、肌のバリア機能を補ったり、水分蒸発を防ぐ効果が期待できるのです。また、ワセリンには余計な添加物や香料が含まれていないため、そうした成分による刺激を受けないというメリットもあります。ただし、ワセリンは乾燥肌や肌荒れを改善するというものではなく、あくまで肌表面のバリア機能の強化、または水分が蒸発するのを防ぐものと覚えておきましょう。肌自体にうるおいをプラスしたい場合には、保湿成分が配合されたスキンケア化粧品が必要です。

低刺激

刺激の強い成分が配合されている洗顔料を使うことや、クレンジングを肌に長い時間つけたままにしておくことも肌への大きな負担になり、肌の乾燥を招きます。赤みやヒリヒリを感じる時は、低刺激のアイテム選びを心がけることも大切です。

肌が赤くなっていたりヒリヒリするという人の多くに、洗いすぎによるバリア機能低下が疑われるといわれています。洗いすぎると、肌のうるおいを保つのに必要な皮脂まで洗い流してしまい、バリア機能が低下してしまいます。洗顔料には低刺激のものを選び、洗いすぎを控え、洗顔はぬるま湯で行う、またシャンプーが顔にかからないようにする、髪の毛や衣服で肌を刺激しない、など肌をいたわる配慮を忘れないことも大切です。

紫外線対策

紫外線対策

肌荒れ改善のためには、外部刺激の一つである紫外線対策も重要です。紫外線のうちUV-Bは日焼けの原因となるパワーの強い紫外線です。少し浴びただけで角層の細胞にダメージを与え、肌を乾燥させたり、赤くなったりヒリヒリしたり、かゆみを感じたりする原因になります。

また紫外線のUV-Aは、肌の弾力やハリをもたらすコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す繊維芽細胞にダメージを与えるので、たるみやシワなどの肌老化を引き起こします。

そのため紫外線対策を怠っていると肌への赤みはヒリヒリなどの症状につながりかねません。そこでUV対策をしっかりおこないたいものですが、ただし、日焼け止めも肌への刺激になることを忘れずに。無添加で、かつ石けんで落とせるタイプであればより低刺激と考えられます。また、乾燥が気になるという場合には保湿機能のある日焼け止めもあるので、試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

敏感肌の肌荒れにおすすめ!赤みやヒリヒリの改善方法のまとめ

顔の肌の赤みやヒリヒリが気になっている人への情報をまとめてみました。普段のスキンケアで刺激になるようなことを行ってはいませんでしたか?その赤みやヒリヒリは、洗顔や肌荒れ対策を見直すことで改善できるかもしれません。

今回解説したスキンケア方法は長期的に続けることが大切。正しい方法のスキンケアを毎日行うことで、肌が徐々に本来の健康さを取り戻していくでしょう。より刺激の少ない正しいスキンケア方法で、健康で美しい肌を目指しましょう!

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