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ひどい毛穴の開きの原因と解消法
肌の表面がデコボコして見えるほどひどく開いた毛穴はメイクで隠すことも難しいもの。そんなどうすることもできないひどく悪化した毛穴にならないためにはまず原因を知り、しっかり対策をすることが大切なことなのです。
肌の表面の凹凸が目立つほど、毛穴の開きがひどくなると、メイクでカバーするのも難しい場合があります。毛穴の目立たない美しい肌を目指したい!と思いながらも、どうすればよいのかわからない…。そんな毛穴トラブルに悩むあなたにひどい毛穴の開きの原因と解消法を紹介していきます。
ひどい毛穴の開きの原因
毛穴の開きがひどく、目立ってしまう状態は、以下のような原因で引き起こされます。
毛穴に詰まった角栓が育って、毛穴が開く
古い角質や皮脂、汚れが混ざって毛穴に詰まったものを角栓と言います。角栓が詰まると毛穴が開いた状態になって目立ってしまいます。また、角栓の表面が酸化により黒く変色することも、ひどい毛穴の目立ちの原因です。
本来、古い角質はターンオーバーの過程で自然とはがれ落ちますが、なんらかの要因でターンオーバーのサイクルが乱れると、肌の表面に古い角質が蓄積してしまいます。その古い角質と、毛穴の中にある皮脂腺から分泌された皮脂、メイクの落とし残しなどの汚れが混ざって角栓ができるのです。
肌の乾燥やたるみ
乾いた地面にヒビが入るように、肌が乾燥をするとキメが粗くなったり、毛穴が広がって見えるようになります。乾燥した皮膚の表面は柔軟性を失い、皮膚が引っ張られて毛穴が開きやすくなるのです。
また、加齢や紫外線の影響、乾燥、食生活の乱れ、睡眠不足などさまざまな影響により、本来のハリや弾力を失います。肌のハリが失われると毛穴が閉じにくくなるほか、肌が重力に逆らう力が弱くなります。重力に引っ張られて肌がたるむと、それによって毛穴も長く広がった状態になるのです。そのため、肌のたるみによって開いた毛穴は、水てき形やだえん形になります。
このような原因で毛穴が広がって見える場合、どのような対策が考えられるのでしょうか。まずは、日ごろから行っているスキンケアでできることを見てみましょう。
ひどい毛穴の対策も正しいスキンケアが重要
気になる毛穴の黒ずみや開きを目立ちにくくするためには、正しい方法で行うスキンケアの積み重ねが大切です。スキンケアのポイントは、以下のとおりです。
洗顔はやさしく行う
スキンケアの基礎となるのが洗顔です。クレンジングと洗顔で顔に付着した汚れをオフすることで、その後使用する化粧水などのスキンケア化粧品の浸透に差が出ます。また、汚れが付着したままだと、角栓や肌のかゆみ、赤みなどのトラブルにつながる可能性も考えられます。
顔の肌を健全に保つうえで大切な役割を担っている洗顔ですが、汚れをしっかり落とそうとゴシゴシこすってはいけません。洗顔料を泡立ててきめ細かな泡を作り、その泡を肌の上で転がすように洗うのが洗顔の鉄則です。
また、肌への刺激をできるだけ少なくしながら汚れを落とすためにも、すすぎはぬるま湯ですすぎ残しがないよう十分に行い、タオルで肌を包み込むように水分を取り去りましょう。こすらないことや肌を必要以上に刺激しないことも、汚れを落とすことと同じく、健全な肌を育むために必要なことなのです。
なお、洗顔後はすぐに保湿ケアを行うのもスキンケアの大きなポイントです。
保湿ケアをしっかりと行う
前述したように、肌の乾燥は毛穴の開きや肌のたるみにもつながります。また、肌が乾燥することが皮脂の過剰分泌にもつながることがあるため、トラブルの起きにくい肌を目指すうえで保湿ケアは非常に重要です。
普段、洗顔の後に化粧水や乳液、クリームなどによる保湿ケアを行っていない場合は、とり入れてみてください。肌の乾燥が気になる場合は、使用するスキンケア化粧品も保湿効果が期待できるものを選ぶとよいでしょう。保湿効果を期待できる美容成分の一例として、以下のものがあげられます。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- フィンゴ脂質
このような成分を配合した化粧品も活用し、しっかりと保湿ケアを行いましょう。
参考『頬の毛穴開きが目立つ原因と毛穴ケアにおすすめの化粧品・簡単スキンケア方法』
毛穴の汚れ対策
保湿ケアなどで毛穴開きの対策はしていたとしても、気づけば毛穴に汚れがたまってしまっているという経験はあるのではないでしょうか。
そのような毛穴汚れの対策のひとつとして、ピーリングがあげられます。ピーリングとは、余分な角質を除去することで分厚くなった角質を取り除き、毛穴の汚れを落としやすくする方法です。肌の表面に蓄積した角質を除去することで、毛穴の詰まりや肌のくすみなどの改善を目指せます。しかし、毛穴の開きがひどい状態であるなら、市販の化粧品を使ったピーリングは避けましょう。かえって肌を刺激して、毛穴を悪化させてしまいます。
毛穴のトラブルには、あえて毛穴だけに何かしようすることが、かえって悪化させてしまいます。洗顔、保湿などの基本のスキンケアを地道にやっていくことが何よりも重要です。
毛穴を目立たなくするメイク
気になる毛穴の開きのケアは、ここまでにご紹介したスキンケアの積み重ねが大切です。しかし、外や人前に出る際は、メイクで毛穴を目立たないようにカバーしなくてはなりません。
毛穴の目立ちにくいメイクのポイントは、ベースメイクにあります。基本的には、以下の2つのポイントを抑えておきましょう。
- 化粧下地は毛穴の状態に合わせて選ぶ
- ファンデーションも保湿力重視で選ぶ
1つずつ詳細を解説します。
化粧下地の選び方
まず、化粧下地は基本的に保湿効果のあるものを選びましょう。肌のうるおい不足が毛穴の開きにつながることは、すでに説明したとおりです。化粧下地を塗る前のスキンケアでもしっかり保湿しつつ、肌の水分保持力を高めるためにも化粧下地も保湿タイプを選ぶのが大切です。
ただし、毛穴の凸凹が目立つ場合には、毛穴を埋めるシリコン系の化粧下地を選ぶのも1つの手です。全体的に保湿タイプの化粧下地を使いつつ、毛穴の凸凹がひどい部分だけシリコン系の化粧下地を使用するというのもおすすめです。シリコン系の化粧下地はクレンジングをしっかり行わないと、毛穴にシリコンが残ってかえって毛穴トラブルを引き起こす可能性もあるため、気をつけましょう。
ファンデーションの選び方
ファンデーションも、肌が乾燥しにくいものを選ぶのがおすすめです。一般的にリキッドファンデーションのほうが乾燥しにくいと考えられていますが、最近はパウダーファンデーションでも保湿成分の配合されたものもあります。自分が目指す仕上がりによっても、ファンデーションの選び方は変わってくるでしょう。目指す肌質に合ったファンデーションの形状を選びつつ、保湿力の高さも重視してください。
また、毛穴を隠したいからといってファンデーションを厚塗りするのは逆効果です。ファンデーションの形状に関係なく、基本は薄塗りで下から上、顔の中心から斜め上に向けて塗り広げるようにしましょう。
参考『毛穴落ちしないおすすめのBBクリーム5選!毛穴を隠すメイクのコツ』
まとめ
毛穴のケアがきちんとできている肌は、メイクのりもよく、清潔感ある印象を与えてくれます。毛穴の目立たない肌を目指すうえでは、毎日の保湿や洗顔といったスキンケアのほか、毛穴の汚れに対するケアやメイクで印象を変える方法があります。あなたの魅力をさらにアップさせるためにも、毛穴レスな陶器肌を目指してみましょう。
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