内容が最新ではない可能性がございますので予めご了承ください。
鼻の角栓を毛穴パックですっきり除去してはいけない理由
毛穴の奥の黒ずみが気になる、毛穴に角栓が詰まってしまう…そんな悩みを抱えている人の中には、。毛穴パックを検討している人がいるかもしれません。しかし、肌への負担を考えると毛穴パックはおすすめできません。その理由について解説します。
鏡を見るたび気になる、鼻の毛穴の黒ずみや角栓。メイクをすれば隠せるけれど、しばらくすると角栓が成長してきて、メイクくずれの原因につながってしまうこともありますよね。見るたびに気分が落ち込んでしまいそうな黒ずみや角栓。
毛穴の黒ずみ対策として気軽に毛穴パックを検討している人もいるかもしれませんが、それはあまりおすすめできません。
毛穴パックで鼻の角栓がすっきり消える?
角栓の除去を目的に毛穴パックを検討している人がいるかもしれませんが、毛穴パックは肌への負担が大きいことを知っておきたいものです。
角栓とは、毛穴から分泌される皮脂と、角質という肌の古い細胞がまじりあってできるもの。本来、肌が健康であれば、新陳代謝のサイクルの中で角質は自然とはがれ落ちていきます。しかし、分泌される皮脂が多かったり、ターンオーバーが乱れてしまうと、角質が皮脂と混ざり、角栓となって毛穴に詰まってしまうのです。こうした乱れは、生活習慣の乱れや、ストレス、加齢が引き起こすとされていますので、何はなくとも健康的な生活を送ることが、毛穴対策の第1歩になります。
どうしても毛穴パックで角栓を除去したい人は、どんなに多くても、肌のターンオーバーのサイクルに合わせた頻度にとどめるべきでしょう(一度使用したら1~2週間ほど間隔を空けるとよいでしょう)。パック後の保湿は、できるだけ早く、丁寧に行います。パック後は肌の水分や油分が減少してしまっているので、肌にたっぷりと化粧水を含ませ、保湿美容液や乳液、美容オイルを使って補いましょう。
毛穴パックの種類による刺激の違い
毛穴パックをどうしても試したい人は、できるだけ刺激がないものを選ぶことが大切です。使用時に痛みを感じるようなら刺激が強すぎるといえるでしょう。
毛穴パックにはシートタイプ、ジェルタイプ、ぬって洗い流すタイプがあります。
シートタイプは水を使って肌に密着させることで、毛穴に詰まった汚れや角栓を根こそぎ取り除くことができますが、使用時に痛みを感じるものも少なくありません。ジェルタイプも同様に、吸着力の高い成分で角質や角栓を取り除きます。ただし、いずれの場合も肌表面の必要な角質や油分、水分も取り去ってしまうのが難点です。
クレイタイプなどのぬって洗い流すタイプは、シートタイプやジェルタイプに比べると刺激が少なめです。クレイタイプの場合、粘土の細かい粒子により、角質などの老廃物を吸着し、取り除くことができます。ただし、洗浄力は強く、肌の水分や油分を必要以上に洗い流してしまうことがありますので、肌質に合うかどうかを確認してから使うようにしましょう。
角栓が目立たたない毛穴ケアの方法
最後に、毛穴パックを使用しない、基本的な洗顔について確認しておきましょう。角栓はその成分の70%がタンパク質で出来ているため、オイルやホットタオルにより浮き出させることができません。また、ピンセット等で抜いてしまうと角質層に傷が付き、肌を守ろうとして角質をどんどん生み出すようになり、余計に毛穴が詰まりやすくなってしまいます。悪循環を避けるには、毎日朝晩の丁寧な洗顔が必要です。
ただし、過度な洗顔は、角質層に存在する細胞間脂質(セラミドなど)や、天然保湿因子(NMF)まで洗い流してしまうので要注意。できるだけスピーディーに、優しく角質を落とすようなイメージで洗いあげましょう。
洗顔の手順
- 手の平でしっかりと泡立てる
- 毛穴が気になる部分だけに泡を載せ、優しく洗う
- ぬるま湯で、しっかりとすすぐ
洗顔後はすぐに化粧水で保湿し、角質のうるおいを保ちましょう。また、洗顔は朝晩2回の頻度がおすすめ。洗いすぎてしまうと、顔を乾燥から守ろうとして、肌が過剰に皮脂を分泌してしまう可能性があるためです。
まとめ
ここでは主に毛穴パックがあまりおすすめできない理由について見てきました。毛穴パックに限らず、角栓を根こそぎ取り除こうとすることは、肌にとっては強すぎる刺激になります。毛穴を目立たなくするには、基本的なことではありますが、肌をいたわりながら毎日の洗顔を丁寧に行うことが大切です。
オススメ記事
- 関連するオススメ記事がありません。
スキンケア基礎講座
- スキンケア基礎講座
- アロマテラピー
- クレンジング
- サプリメントの基礎
- サプリメントを学ぶ
- スカルプケア
- スキンケアの基本
- ヘア・髪の知識
- ボディケア
- 妊娠・出産・産後の肌
- 心とスキンケア
- 更年期のスキンケア
- 産後の肌とスキンケア
- 美容・美肌
- 美容によいとされる植物
- 美容成分の基礎知識
- 美白・抗酸化
- 美肌をつくる化粧品の基本
- 美顔器を使ったスキンケア
- 肌と女性ホルモン
- 赤ちゃんのスキンケア
- 頭皮のケアについて
- メイク講座
- 悩み別講座
- アトピー性皮膚炎
- いぼ
- かゆみ・皮膚掻痒症
- シミ・そばかす
- シワ
- すそわきが
- その他の発疹・皮膚病
- たるみ・ほうれい線
- デリケートゾーン
- ニキビ・吹き出物
- ヘルペス
- ほくろ
- まつげのトラブル
- むくみ
- わきが
- 体臭
- 便秘・デトックス
- 傷・傷跡
- 冷え性
- 口内炎・口周辺のトラブル
- 多汗症
- 女性のお悩みボディケア
- 性病・性感染症
- 日焼け・紫外線対策
- 毛嚢炎
- 毛穴・角栓
- 水虫・皮膚真菌症(白癬)
- 汗・ニオイ
- 湿疹・皮膚炎
- 火傷(やけど)
- 生理痛・生理前の不調
- 白斑
- 目の周辺のトラブル
- 粉瘤(ふんりゅう)
- 糖質制限
- 美白・くすみ・目の下のくま
- 肉割れ
- 肌のハリ・ツヤ
- 脱毛・ムダ毛処理
- 花粉症
- 蕁麻疹(じんましん)
- 虫・害虫の皮膚トラブル
- 赤ら顔
- 靴擦れ
- 頭皮疾患・脱毛症
- 顔の傷
- 顔太り
- 用語集
- お肌&からだ・用語
- スキンケア・用語
- 化粧品・用語
- 美容成分・用語
- 男の美容講座
- お悩み&トラブル肌講座
- メンズスキンケア基礎講座
- 育毛
- 美容医療
- アンチエイジング
- くま・目の下のくま
- シミ(しみ)・肝斑
- しわ(注入治療)
- タトゥー(刺青)除去治療
- たるみ・ほうれい線治療
- ニキビ治療
- バスト・胸のお悩み
- ボトックスの治療
- わきが(ワキガ)のお悩み
- 二重手術
- 切らない脂肪吸引・部分痩せ治療
- 女性の増毛(植毛・ウィッグ)
- 脂肪吸引
- 赤ら顔・肌の赤み
- 鍼灸(しんきゅう)治療
- 肌タイプ別講座