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赤ちゃんのロンパースはいつから着せる?カバーオールとの違い

更新日:2018.06.29
公開日:2018.06.29
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この記事の監修者
スキンケア大学編集部

赤ちゃんの肌着や衣服には「ロンパース」や「カバーオール」など、意外といろいろな種類があります。何がどう違うのか、いつからいつまで着せられるものなのか、選び方のポイントなど、赤ちゃんのロンパース選びのアレコレをご紹介します。

可愛らしいデザインが多く、赤ちゃんらしいぷくぷくラインも際立つロンパース。ですが、いつからいつまで着せればよいのでしょうか。カバーオールとの違いや、ロンパースの肌着を選ぶときのポイントもご紹介します。

赤ちゃんはロンパースをいつから着られる?

一般的に、生後間もなくの赤ちゃんは、前をひもで留める短肌着や長肌着、コンビ肌着を着用させます。短肌着や長肌着は足元がスカートのようになっているため、おむつ替えをしやすい一方で赤ちゃんの足の動きが活発になってくるとはだけやすいという特徴があります。

一方、ロンパースはボディスーツのように上下がつながっており、股下のスナップで留めます。そのため、寝返りを打つようになってきた赤ちゃんでもめくれ上がらず、おなかが出にくくなっています。いつからロンパースを着せるとよいといった決まりはありませんが、目安のひとつとして、長肌着や短肌着がめくれ上がるようになってきたらロンパースを着せるのもよいかもしれません。

また、赤ちゃん用品店を見てみると、ロンパースは小さくても60cmからそろっているものがほとんどです。60cmの服や肌着を着せる目安は、身長が60cmくらい、体重が6kgくらいといわれています。赤ちゃんによって成長スピードが違うため一概に何か月くらいとは言えませんが、60cmの服がちょうどよくなってきたらロンパースをとり入れてみるのもよいでしょう。

一方、いつまでロンパースを着せるべきかというお悩みを持つママもいるでしょう。こちらも特に決まりはありませんが、ロンパースは80cm以下のものが多いため、サイズを目安にするのもよいでしょう。

ロンパースとカバーオールの違いとは

ロンパースを着せるのと同じくらいの月齢の服で、「カバーオール」というものもあります。ロンパースとカバーオールはどちらもボディスーツのように上下がつながっていて、「一体なにが違うの?」と疑問に思うことも多いのではないでしょうか。

ロンパースは、一般的にはシャツとブルマをつなげたような形の上下一体になったものと定義されています。また、カバーオールは機械のエンジニアなどが着る作業着のように、上着とパンツがひとつなぎになったような服のことを言うとされています。

言葉の定義で見ると、いずれもひとつなぎになった服で、ブルマのように足の部分が非常に短いのがロンパース、ある程度長いものがカバーオールと考えられます。

赤ちゃん用品店で見てみると、ロンパースタイプの肌着が多いように見受けられます。足回りがすっきりし、夏の暑い時期でも使いやすいでしょう。

では、肌着としてロンパースを選ぶとき、どのようなポイントに気をつけるとよいのでしょうか。

ロンパース肌着を選ぶポイント

ロンパース肌着を選ぶとき、少し注意してみてほしいポイントが2つあります。

素材

赤ちゃん用の肌着の素材は、基本的には綿100%がよいといわれています。汗をかきやすく、外部の刺激に対して十分なバリアのない赤ちゃんの肌は、通気性と吸湿性のよい肌着で守ってあげたいもの。肌に汗の成分が長時間残ってしまうと、それが刺激となってあせもなどの肌トラブルが起きやすいのです。

そのため、通気性がよく汗もよく吸ってくれる綿100%が赤ちゃんの肌着の素材の基本。ですが、綿100%でも生地の織り方によって通気性や保温性が変わってきます。

蒸し暑く特に汗をかきやすい夏には、ガーゼや天竺といった通気性の高い生地がおすすめ。反対に、寒い冬にはスムースという両面ゴム編みの生地がおすすめです。また、四季を問わず使いやすいフライス生地の肌着も持っておくと便利です。

特に1歳未満の赤ちゃんは成長が早いため、季節に合わせた素材の肌着を揃えやすいでしょう。すぐにサイズアウトしてしまうためあまりたくさん肌着を買う必要はありませんが、季節に合わせて買い足していきましょう。

タグ

肌着や服には、素材や洗濯方法などが書かれたタグが縫い付けられています。赤ちゃん用の肌着の場合、できればこのタグが外側に縫い付けられているもの、もしくはタグがなく布地にプリントされているものを選ぶとよいでしょう。

タグや縫い目は、デリケートな赤ちゃんの肌に刺激となる場合があります。必ずしもタグや縫い目が内側にあることで肌荒れにつながるとは限りませんが、できるなら少し気をつけてあげたほうがよいでしょう。

なお、ロンパースには頭からかぶって着せるタイプと前あきのタイプがあります。腰がすわるまでは前あきタイプのロンパースのほうが着せやすいのですが、腰がすわれば頭からかぶせるタイプのほうが着せやすいでしょう。

まとめ

肌着にも暑い時期のアウターにもなるロンパースは、1歳くらいまでの赤ちゃんのいるママであれば必ずと言っていいほどお世話になるもの。動物やフルーツなどのかわいいデザインのものも多く、選ぶのが楽しい!と感じる方も多いでしょう。

今回紹介したロンパースを選ぶときに気にしたいポイントを、おさらいしておきます。

  1. 綿100%で季節に合った織り方のもの
  2. タグや縫い目が内側にないもの

必ず守るべき、とまでは言いませんが、赤ちゃんのデリケートな肌を守り、トラブルを減らすためにもデザインとあわせて気にしておきたいポイントです。

ロンパースは赤ちゃん特有の衣服です。赤ちゃんの肌にやさしく、ママが赤ちゃんに着せたときに思わず写真を撮っちゃうような楽しいものを、今のうちにたくさん着せてみてくださいね。

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